自然・科学
羅臼沖1.8キロにコウモリ 海上捕獲国内で初確認 (08/10 15:52)
【羅臼】海の沖合には出ないと考えられていたコウモリが、根室管内羅臼町沖1・8キロの海上で捕獲された。調査した根室市歴史と自然の資料館の近藤憲久主任学芸員は「沖合で確認されたのは国内初」といい、日本哺乳(ほにゅう)類学会などで発表する考えだ。
調査は8月1日午前0時〜3時に行い、1・8キロ沖でかすみ網や虫捕り網でモモジロコウモリの雄2匹、雌6匹を捕獲した。いずれも成体で、雌は授乳中の個体という。モモジロコウモリは全国各地に生息しており普段は人工的な建造物の屋根裏などで繁殖。川などで昆虫などの餌を捕ることが多いという。
コウモリの研究をしている近藤学芸員は羅臼町の漁師から「沖合にコウモリが出没する」と伝え聞き、漁船の協力を得て初めて調査を試みた。
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