ここから本文です。現在の位置は トップ > 地域ニュース > 山口 > 記事です。

山口

文字サイズ変更
はてなブックマークに登録
Yahoo!ブックマークに登録
Buzzurlブックマークに登録
livedoor Clipに登録
この記事を印刷

山陽小野田市:新病院「市中央部に」 厚狭地区住民有志、市長に署名提出 /山口

 ◇2742人署名

 山陽小野田市の新病院建設計画をめぐり、厚狭地区の住民有志らが11日、建設場所を市中央部にするよう求める市民2742人が署名した要望書を白井博文市長に提出した。

 提出したのは出合地区の大森弘文・地区自治会協議会長や中村勤・同社協会長らで「厚狭地区にできる民間施設は19床と規模が小さすぎる。現市民病院は厚狭から遠い。市の中心地点は地価が安価でもあり、ぜひ建設してほしい」と要望した。白井市長は「病院局や議会と相談する必要がある」と答えた。

 市は08年、厚狭にあった旧山陽市民病院を老朽化を理由に廃院。一方で老朽化の著しい山陽小野田市民病院(旧小野田市民病院)の将来の方向性を定める「新病院建設構想検討委員会」(委員長=砂川功・小野田市医師会長)を設置した。ところが、同委は中間答申で「用地代を除く約60億円規模の新病院の建設が望ましい」としながら建設場所には触れなかった。

 このため、出合地区住民らは「市は財政的に用地代のねん出は無理で、答申は現在地での改築の意味を含んだ内容」として署名運動を行っていた。【後藤俊介】

〔山口版〕

毎日新聞 2009年8月12日 地方版

山口 アーカイブ一覧

 
郷土料理百選
地域体験イベント検索

おすすめ情報

注目ブランド

特集企画