プール事故で小学教諭を書類送検 安全指導怠った疑い2008年に山形市立出羽小学校のプールで飛び込みの練習をしていた小学5年の女子児童=当時(10)=がプールの底に頭を打ち付けて首の骨を折った事故で、山形県警は10日、安全に留意して指導する義務を怠ったとして業務上過失傷害の疑いで、同校の男性教諭(47)=山形県天童市=を書類送検した。 送検容疑は08年7月23日午後1時45分ごろ、出羽小のプールで、危険性についての事前説明が不十分なまま、女子児童に飛び込みの自主練習をさせ、首の骨折などのけがを負わせた疑い。 県警によると、女子児童は今も手足のまひなど後遺症がある。当時、プールには児童約20人のほか、監視役の男性教諭ら3人がいたが、自主練習中の女子児童のグループには、どの教諭もついていなかった。 県警は残る2人の教諭について、補助的な立場で責任が小さいとして、立件を見送った。 【共同通信】 |
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