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最終更新:2009年8月8日(土) 19時29分

映画「靖国」、韓国で上映始まる

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 中国人監督が制作し、日本で物議を醸した映画「靖国」。今週、韓国で上映が始まりました。

 日本では政治的に物議を醸した映画「靖国」。戦前、日本の植民地支配下にあった韓国でも、国内9か所の映画館で上映が始まりました。

 靖国神社には、日本軍に召集され、太平洋戦争で死亡した2万1000人の韓国・朝鮮人が合祀された経緯があります。

 「靖国神社が日本人にとって何なのか、また外国で靖国神社がどのように見られているかという理解と教育効果があると思います」(東国大学 映画映像学科 ユ・ジナ教授)

 ソウル中心地にある映画館。初回は150席に対して観客はわずかに12人。日本映画ということだけでやってきた若者もいました。

 「日本人が本当に恐ろしいなあと思いました。面白く見られる映画ではありませんね」(観客)
 「日本で上映禁止の波紋があったと聞きましたが、思ったより刺激的な内容はなかったように感じました」

 靖国問題は反日感情の原点の一つと言われています。しかし、上映開始後これまでの反応を見る限り、特に若い世代で靖国神社に対する問題意識が薄くなってきているような印象を受けました。(08日15:48)



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