THE ALFEE、最後の野外イベントの模様 |
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今年デビュー35周年を迎えたTHE ALFEEが9日(日)、27年にわたり続けてきた夏恒例の野外イベントに幕を下ろした。横浜赤レンガパークで行われた野外イベント『Legendary Summer 2009 YOKOHAMA PERFECT BURN』の2日目、代表曲「メリーアン」、「星空のディスタンス」ほか3時間のステージで計24曲を熱唱。8日(土)、9日(日)の2日間で、延べ5万4千人を動員した。
THE ALFEE の野外イベントは、27年前の1982年8月6日の所沢航空記念公園よりスタート。26回目となる今回を含め、これまでの動員総数は151万人以上で、通算のコンサート本数はロックバンドの国内記録となる2221本に更新した。
イベントの前の記者会見時、メンバーの高見沢は「今まで休み、解散もなくここまで来ましたが、この野外イベントで1つのケジメをつけたいということから夏のイベントとしては最後にしたい」と語っていたが、その言葉にふさわしく、コンサート制作費用として4億5千万円以上かけ、2日間で1200発以上の花火を打ち上げるなど、来場者には思い出に残るふさわしいものとなった。
今回のイベントに対するメンバーからのコメントは以下の通り。
◆桜井 賢
「2日間とも天候に恵まれ、1982年から続いたイベントもみなさんのお陰で有終の美が飾れそうです。今夜はステージで完全燃焼したいと思います」
◆坂崎幸之助
「27年間で150万人以上のみなさんに参加してもらったTHE ALFEEのサマーイベント。このイベントにかかわった全ての人に、今は感謝の気持ちでいっぱいです」
◆高見沢 俊彦
「1982年から積み重ねたTHE ALFEEの夏のイベントの歴史に、今夜で終止符を打つことになりますが、「終わり」はNEXT ONEの始まりでもあります。感謝の気持ちを込めて、新たなバンドの歴史を今夜、スタートさせたいと思います」
THE ALFEE