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【大阪】日本橋“オタクマップ”完成

 ◇不況で閉店も「街に元気を」

 大阪・日本橋の電気街「でんでんタウン」と周辺にあるメイド喫茶や漫画店など、主に“オタク系”といわれる約160店舗を案内する地図「Pombashi Map(ポンバシマップ)」=写真=が完成した。不況でオタク・ビジネスも低迷期に突入し、地図を作った地元店主らは「店の場所がよくわかり、足を運びやすくなるはず」と期待する。3万枚を製作、一部の店頭などで無料配布している。

 地図はA2判カラーで、店主らでつくる「日本橋まちづくり振興株式会社」(大阪市浪速区)が製作。日本橋の堺筋を中心にした地図上に、ゲームショップ、メイド喫茶、漫画店など13種に分類して店名を表示している。

 同社役員でキャラクターグッズなどの販売会社「ジャングル」(同)の塩田浩司社長によると、日本橋では約10年前、キャラクターグッズなどを扱う店が増え始め、約5年前からメイド喫茶が登場した。

 その後、オタク系の店は約170にまで増えたが、昨年秋の金融危機の影響もあって多くの店の売り上げが落ち込み、閉店するところも出てきたという。

 塩田社長は「日本橋をより知ってほしい。話題になれば訪れる人も増えるはず。いずれは英語版も作りたい。オタクの街としてもっと広められれば」と話す。地図完成の記念イベントとして8、9両日の午後3~5時ごろ、オタク系の店が並ぶ同区日本橋3の通称「オタロード」で、メイド姿の女性らが地図を配る。【土本匡孝】

2009年8月8日

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