2009年8月7日3時7分
全国的な日照不足や長雨で農産物への影響が懸念されるなか、09年産のコメの作柄に黄信号がともった。民間調査会社の「米穀データバンク」(東京)がまとめた7月末時点の全国の水稲の作況指数予想は「96」(平年値は100)となり、3年ぶりの「やや不良」となった。北日本を中心に水稲が花粉をつける大事な時期に差し掛かっており、天候不順が続けば、さらに作柄が悪化する可能性もある。
同社は各都道府県の7月末までの気象データをもとに作況を予想。田植えの後は気温が高い時期が続き、平年並みに推移していたが、7月以降の記録的な豪雨や日照不足で気温が上がらず、水稲の生育が抑えられていると分析した。
県別では「不良(94以下)」が長崎など10道県、「やや不良(95〜98)」が新潟など24都府県に上り、不作傾向が半数を超えた。「平年並み(99〜101)」は秋田など12県、豊作傾向の「やや良(102〜105)」は早場米の生育が順調だった宮崎県だけだった。
主食用米の収穫量は805万トンにとどまる見通しで、農林水産省の「主食用等需要見通し」を16万トン下回る。ただ、生産過剰だった08年産米の在庫が余っているため、同社は米価高騰にはつながらないとみている。
天候不良を受けて、農水省は省内に「日照不足・低温等対策連絡会議」を設置。農家への技術指導を行うことにしている。記録的な冷夏で「平成の米騒動」が起きた93年は、米穀データバンクの7月末時点の予想値が「93」だったが、その後に深刻な不作となった。同省が最終的にまとめた指数は「74」まで落ち込み、外国産米の輸入を余儀なくされた。
夏のパーティにおすすめしたい、キーンと冷たい凍結酒。ほてった体を冷やしてくれる、気の利いた逸品と皆が喜んでくれること間違いなしだ。100%ジュースと合わせた日本酒カクテルや氷温熟成させた純米大吟醸生酒など、口当たりやのどごしが心地よいお酒をご紹介。
夏の暑さに負けそうなカラダに、辛い食べ物で気合いを入れよう。暴走キムチや激辛インドカレー挑戦セット、地獄ラーメンなど、ちょっとやそっとの辛さでは物足りない…という人にもオススメの商品をセレクト!