2009年8月6日 6時41分更新
大阪府は、来年3月に供用予定の第2京阪道路をコースに、府民が自転車で走るサイクルイベントを、供用直前に実施する方針を固め、本格的な準備に入ることになりました。
橋下知事は、大阪の都市としての魅力を身近に感じてもらうため、高速道路などをコースにしたサイクルイベントの開催に強い意欲を示し、関係者間で調整を進めてきました。
その結果、来年3月に供用予定の第2京阪道路の「門真インターチェンジ」と「枚方南インターチェンジ」の区間をコースに、供用直前に実施する方針を固めました。イベントは、スポーツ自転車を対象にした30キロのコースと、一般の自転車を対象にした10キロのコースで、実施する計画で、5000人程度の参加を見込んでいます。
また、サイクリングのほか、自転車のマナーアップを呼びかけるイベントなども開催する予定で、大阪府は、関係者による委員会で、本格的な準備を進めることにしています。
大阪府は、大阪の名所を駆け抜ける3万人規模の市民マラソン大会についても、再来年に実施したいとして、今後、大阪市などと具体的なコースなどの検討に入ることにしています。
橋下知事は「第2京阪は、京都方面からの眺望が最高だ。ここを自転車で走れる機会はないと思うので、来年3月の実施を成功させて、次につなげていきたい」と話しています。