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「苦しみ変わらない」カレー事件、死刑確定後の慰霊祭

2009年7月27日

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写真カレー事件の慰霊祭で焼香に訪れた人たち=26日夜、和歌山市、矢木隆晴撮影

 98年に和歌山市で起きたカレー毒物混入事件で亡くなった4人の命日にあたる26日、事件現場近くの公園で11回目の慰霊祭が営まれ、遺族や被害者らが次々と訪れ、祭壇に手をあわせた。

 事件では、自治会が催した夏祭りでカレーを食べた小学生や高校生ら計4人が死亡した。林真須美死刑囚(48)の死刑判決が確定してから初の慰霊祭となったことを受けて、自治会長の川村憲三さん(58)は「最高裁判決が出ても、遺族や被害者の悲しみ、苦しみは変わらない。楽しく笑い合える自治会にするため、これからも一歩ずつ進んでいきたい」と話した。

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