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地域医療:医療体制整備で連携を 名張・伊賀の両市議会が協議会設置へ /三重

 伊賀地域の3総合病院長らによる「伊賀地域医療体制整備計画検討委員会」の第1回会合が3日に開かれたことを受け、伊賀・名張両市議が集まり、整備計画について話し合う協議会が、今月中に設置されることになった。名張市議会は4日、議会運営委員会を開き、同市側から議長と予算・決算部会9人の計10人が参加することを決めた。伊賀市側からも市議10人が参加する予定。

 協議会は伊賀地域の医療体制の現状と課題について共通理解を持ち、将来の医療体制について方向性を示すことを目標とする。

 この日、名張市の永岡禎議長は、来年度以降の継続が困難との意見もある時間外2次救急の輪番制を喫緊の課題、とした。一方、市議から「急ぎすぎて両市で空中分解にならないか」「検討委の方向性が見えないうちに協議会が機能するのか」など疑問の声も上がった。

 今月中に第1回会議を開き、委員長を選出する。永岡議長は「(医療体制は)伊賀地域全体で考えないと無理。足の引っ張りあいをしていたのでは遅い」と連携を強調した。【宮地佳那子】

〔伊賀版〕

毎日新聞 2009年8月5日 地方版

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