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エイベックス 豪華絢爛株主総会

 倖田來未(26)、GIRL NEXT DOOR、水谷豊(56)、mihimaru GT、大塚愛(26)ら大手エンターテインメント企業「エイベックス・グループ・ホールディングス」に所属する10アーティストが28日、さいたまスーパーアリーナで開催された定時株主総会後の株主限定ライブに登場した。同社が昨年記録した日本の株主総会史上最多記録を更新する9679人の株主が、豪華ステージという“株主特典”に歓喜の声を上げた。

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 「みなさんが安心して株主でいられるようにバリバリ働いて、株価をガンガン上げていけるようにがんばります」-。シンガー最初の登場となった倖田が、仕事への熱意をアピールすると、会場のボルテージは最高潮に達した。通常のライブではありえないそのセリフに、温かな拍手が巻き起こった。

 若い男女の姿が目立つ普段のライブとは違う雰囲気が漂う。それもそのはず、お客はすべてエイベックスの株主。11回目を迎え、すっかりおなじみとなった株主総会のシークレットライブ。観客は全員が同社株を100株以上保有する株主。約9万円で取得できるが、このライブを目当てに購入しているファンも少なくないという。

 個人株主率99・15%というだけに、昨年、ソニーの株主総会出席数を超え8910人の日本最大の株主出席記録を作り、今年はさらに9679人とその数字を更新。「カリフォルニアコネクション」、「やさしさ紙芝居」を熱唱した水谷も「(このライブを)テレビのニュースで見たことはあるんですけど、こんなふうになってるんですね」と驚きを隠せなかった。

 また、ライブ前に開かれた株主総会では、株主から15件の質問が寄せられた。その中で、浜崎あゆみのイベントに関連する道交法違反で、エイベックス本社などが家宅捜索された問題や、執行猶予判決を受けた小室哲哉らに関する質問も飛び出した。

 同社は浜崎の問題に関しては「社員教育を徹底してがんばっていきます」と返答。小室の問題には、立て替えた3000万円の保釈金が返済されていることを説明。大きな混乱はなく終了した。






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