今後の東村山市政の見方、考え方 @

今日は短めにしようと思います。

明後日から議会が始まります。初日には渡部新市長の最初で、たぶん最後の所信表明演説が行われます。
次回の9月議会からは施政方針演説になります。所信表明演説とは「私はこういう政治をします」という首長としての意思表明です。

さて、これからの4年間は、よほどのことがない限り(あるかも知れませんが)市議会は、統一地方選で選出されたメンバーで運営されることになります。

構成を確認しておきますと、市議選で有権者の25%の得票率しか獲得していない自民・公明両党の市議が13名と議員数の半数を有しています。
加えて、自民党会派入りを条件に、自らの当選目当てに、住民投票条例案を葬り去ったとかんぐりたくなる市民自治の会の島崎洋子議員がプラス1、これで過半数です。

市長は他の多くの地方都市同様に公明党依存市長です。地方都市の首長だけではありません、今や衆議院でも参議院でも、自民党の友党である公明党票がなければ自民党は過半数割れするという見方が常識です。

東村山市も同様に、渡部市長の獲得票約2万6千票から公明基本票約1万2千票を引けば・・・そう、あの小倉候補にさえ負けるということを意味するのです。キンタマを握られているかどうかは分かりませんが、東村山市政ではそうであって欲しくない、東村山4丁目はそう考えます

それではみなさん、4年後の市長選の争点は何であるとお考えでしょうか?

私はいくつかポイントはあると思いますが、最大の争点は「西口再開発事業の評価」であると考えます。
細渕前市長は、再開発事業が東村山市の経済の起爆剤になると豪語してきました。自民党も渡部市長も賛同し、推進役として活躍しました。

4年後にはたぶん結論が出ていることでしょう。市民生活を犠牲にし、莫大な市税を投入した自民党型大型公共事業100mビルへの評価は・・・・いかに?

この事業が市民から「大失敗」と評価されたらならば、次の市長選での渡部氏の再選はありえないでしょう。これが、最後の所信表明になると書いた理由です。

4年後の市長選では必ず、反自公の市長候補者を一本化できるものと確信しています。

そのための活動が明後日より始まるのだと私は考えています。



                                                     2007年05月30日