災害に強いまちづくりをめざすべき

また大震災が発生してしまいました。私たちも「他人事」とは言っていられません。

私たち「みんなで決めよう!流れを変える市民の会」と「明るい会」は小松きょう子氏とともに、東村山市の市政公約54の約束 マニフェストを作成しました。その一部を紹介します。
http://minnadekimeyou.up.seesaa.net/image/1A7D1Aj1At1AF1AX1Ag1.pdf

◎約束24 小中学校の校舎・体育館の残りの耐震工事を早急に行います

1、 耐震工事年度計画を見直し、順次すすめます。

2、都に補助金制度の新設を要請します。

●約束25 全学校の安全のために、効果ある対策を検討し実行します

約束40 災害に強い街づくりをすすます。

◎ 1、大地震などを想定した「非常事態対応マニュアル」の作成を急ぎます

★ 2、個人住宅、マンションなどへの耐震診断と補強工事を応援します

● 3、市民参加型の町ごとの「災害対応訓練」を支援します

◎−すぐに(6ヶ月以内)
●−1年以内
▲−2年以内
★−4年任期中

私たちは市長選挙において東村山駅西口再開発など、大型公共事業中心の税金の使い道を見直し、市民の安全や市民の生活重視の視点で使うよう訴えました。
今回の大震災の発生を受け、私たちの主張が一番正しかったと再確認いたしました。子ども達の安全より地域経済を重要視する渡部市長を選出した市民の方々は今、どのように考えているのでしょうか。

今からでも遅くありません。地下駐輪場と公益施設の現計画を即刻見直し、学校の耐震化工事を急ぐべきです。「市民の意見は聞かない」と住民投票を葬り去った議員も「君子豹変」し、市民の「悲願」である現計画の見直しを行っていただきたいと切望いたします。

さて、私たちはマニフェストを掲げた以上、言いっぱなしではなく、積極的に行政を支援していくつもりでした。特に、今回のような大震災を想定し、市の職員や議員一人ひとりの職責と役割を明確にするとともに、指示連絡系統を体系化した「非常事態対応マニュアル」の作成には責任を持って参加していく予定でした。残念な気持ちで一杯です。

今回の震災では東村山市の姉妹都市である柏崎市が被災しました。柏崎市に限らず被災した方に謹んでお見舞い申し上げるとともに、東村山市には誠意ある対応を求めたいと思います。

※震災や火災時の対応を敏速にするための「職員のスリッパ履き勤務の禁止に関する請願」が提出されています。こちらの請願は「審査なしで不採択」などということがない様お願いしたいと思います。


                                                   2007年7月16日