■軍事を語らずして、日本を語るなかれ!!■
2009-08-03 フランス国営放送の“日本報道”
■フランス国営放送の“日本報道”
田母神氏と幸福党党首の会談を産経新聞が2面にわたって全面広告したのには驚いたが、発言を見ると、田母神氏は、この機会をとらえて日本人が忘れた国家防衛の実態を危惧して注意喚起していると読める。
選挙前だから、当然『広告塔』に利用されたのだ!という感想が寄せられても止むを得ないが、自衛官の発言が、ありのままに公開される機会はまずないのだから、逆手に取った作戦だと私は見ている。
この党の実態はともかく、本来ならば、政府与党が「防衛に関する実態」について、これくらいの発言を田母神氏、または現役幕僚長に発言させるべきなのだが、”絶対に”あり得ないのが日本の実情だからである。
今や次の選挙で「既成政党」の信頼性は地に落ちて、国民が判断に迷っているところだから、この秋は国家の一大事を迎える危機ととらえ、既成政党が完全に無視してきた「憲法改正」と「国防努力の必要性」を訴えたのだと私は解釈している。
これは、一新興政党云々の問題ではなく、既成政党の過去の怠慢に対する、痛烈な“叛乱”だと見るのが妥当ではなかろうか。勿論、この党の政策を支持するものでもなんでもなかろうが、一般にはそう受け取られる恐れがあるのは当然で、その上、彼に対する反対勢力がこれを『ネタ』に巻き返しを図ることも当然予想される。
しかし、今回の国家的危機は、今までの政治闘争を踏襲(とうしゅう)した程度の通念では打破できないところに来ているといえる。いろいろ検討した結果、彼自身が最後に判断して『対談』に踏み切ったのだろうが、それよりも私は、6日の広島での講演の成果の方に注目している。
ところで今日の産経5面の野口記者による『安全保障読本』の『不思議な陛下のお写真』という記事は、極めて重大な問題を提起している。田母神空幕長更迭事件もそうであったが、自衛隊が国(政府)から如何に“差別”されているかの証拠である。外国からの国賓来日でも、迎賓館で行われる儀仗に陛下は国賓と同行されないで、離れた場所からご覧になっているだけだし、外国においては天皇が“外国軍に護衛される”という有様である。つまり、自衛隊という『軍隊ではない』武装集団は、自国の元首には忠誠を誓えないのである。
防衛駐在官は何をしているか!
無責任な表現を用いれば、今まで自衛隊は自民党の「集票マシーン」に過ぎなかったのである。だから国会議員たちは、自衛官を単なる「一票」としか見ていなかったのであり、自衛隊関連団体もその傘下にある票集めマシーンに過ぎなかった。そのトップは自民党議員であることがそれを証明している。
そして役所の高官も、悲しいことに自衛隊の高官も「体制派」に組み込まれたロボットに過ぎなかった。同じ水槽に入ってひらめのようにいつも上を見て泳いでいなければ、うまい餌にはありつけなかった。
しかし、ついに田母神氏のような“危険人物”が塀の外に飛び出してしまった。隠されていたものが国民の眼前に明らかになりつつある。
小泉氏は「自民党をぶっ壊す!」と叫んで“自民党内で”政権を保ったが、今度は本当に壊れることになる。だがそれよりも恐ろしいのは「本当の壊し屋」が指導する政権が誕生し兼ねないことである。
陛下と自衛隊の関係についてはいずれ体験を書くことにするが、日本人が「外国人勢力」に完全にマインドコントロールされていることを、その勢力下に入っている日本のマスコミからは知ることは出来ない。日が経つにつれて日本人の魂は溶解していくだけである。
危機を感じた国家基本問題研究所でも、今回の選挙に関して「真の“争点”は何か?」という「緊急提言」する予定だが、たまたま今朝私のメールに、「フランス国営放送『お笑い日本の実態』を届けますので是非ご覧になってください」「フランスの美しい女性キャスターたちが日本の問題点の全てを言い尽くしてくれています」「日本人より、日本の危うい実態を分かってるんじゃない?」「フランス的エスプリ、わかんないところもあるけどね」「他の先進国が中国人を受け入れて大混乱に陥った事も教訓とし、日本国民に賢明になるよう説得しています」「日本人全員に観てほしい、知らせてほしい、よくできた動画です」というコメント付きのブログが送られてきた。
私も今、目を通したところだが、これは日本人のひとりでも多くに是非とも目を通してもらい、熟慮して欲しいと思って、無断で張るつけることにした。是非次のホームページアドレスをご覧になっていただきたい。
「http://blogs.yahoo.co.jp/hazuki73ry/54434728.html」
天皇はじめ、日本人全体が、徐々に「非武装化され、解体されて」いっている実情を、フランス国営放送がはっきり教えてくれている。これでも目が覚めなかったとしたら、この国は本当に『アジア近隣諸国』の餌場に成り下がると思う。
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