では、対策編をお伝えする。
とりあえず、世界のことより、我が日本のことに焦点を絞ろう。
本編では、政府紙幣券が発行されることに触れた。
これは急場しのぎの策で、100万円でどのくらい生活できるだろうか?
おそらくデノミ(通貨切り下げ)の意味もあるのだろうが、物価がそれ以上に高騰しているわけだから、特に輸入作物などはほとんど手に入らない状態になるだろう。
(本編では述べていないが、私は中東戦争も重なり、原油高騰によるインフレも加わるとみている)
ところで、これは国家破産に相当するのだろうか?
一国ならば国家破産となれば、対外的に自国が暴落し、外貨で資産を持っていた者が利益を得るということもあろう。
しかし、これは世界中申し合わせの上の「デフォルト」である。
企業間でいうならば"解け合い"だ。「貸し借りはなかったことにしましょ」ということである。
であるから、他の通貨も一様に下落することになり、外貨を持っていたからと言って、ほとんど為替差益などないに等しいだろう。
つまり、円資産を外貨資産に切り替えても意味がないということだ。
では、以前から述べている通り、国家破産となればペーパーマネーは紙くずに
なるということから、実物資産、特に「金」(ゴールド)を推奨してきた。価値がなくなるどころか、価値が高騰するからだ。
その金はどうだろうか?
ここで資産税リスク、さらに財産没収という最悪の手段を政府は講じてくるという裏情報もある。(これは国家的犯罪であるが、高騰する金を国庫にするという謀略だ)
無論、そんな暴挙に対抗するためには"隠す"しかない。とにかく"隠し通す"しかなくなる。相手は国家権力である。
海外へ逃がすか?スイスの金庫にあたりにでも。だが、税関を通らなくなくてはならない。
海外持ち出しも禁止なるだろう。
今からやるにしても、持ち出し制限もあるからほとんど無意味である。
しかも、一部の大資産家連中ならともかく、小市民の資産などスイスのプライベートバンクが預かってくれるかといえば、なおさら困難である。
やはり、金は国内で隠し通すしかない。
【裏情報では、日本在住のロスチャイルド一派=おそらく本家派ではなく、強欲派の連中だろう="金"策に走っているようだ。ゴールドをかき集めているというのだ。つまり、金融市場が崩壊することを事前に察知して動いていると思われる】
さて、問題は、この金を隠し通せたとして、生き延びていけるかということである。
お金の価値が下がり、物価が高騰している。
金を換金して生活費を得るか。金貨1枚で1ヶ月生活できるとも言われる。
だが、金融機関や公の場所では没収の憂き目に遭う。闇金融か、裏側の世界から調達するか。危険である。
あるいは直接、欲しい物を金貨で買うか。おそらく、普通の商売人は受け取らない。持っていれば没収されるからだ。あるいは、受け取っても、"お釣りは出ないよ"などと言われる。
小銭の方が重要だからだ。
特に食糧事情が逼迫し、庶民らは空腹に耐える生活を強いられる。お金よりも食いものである。例え、金貨と食糧を交換してくれといっても拒否されるだろう。
米、野菜、豆類、味噌、醤油、あるいはお酒。(米、野菜以外はほとんど輸入物であるからなおさら供給がたりない)
ここまで言えば、お分かりだろう。
もし、世界同時ハイパーインフレ、そして世界同時デフォルトした時
の対策は、
「食糧」である!
自分や家族のために備蓄する以上に、「食糧」を持っていた方が、高く売れるのである。あるいは物々交換(バーター)市場で欲しい物と交換できるのである!
人は、最後に求めるのは、「お金」ではない。
「食糧」であるということを忘れてはならない・・・。
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