2009年08月03日
NEW! [ショートコラム]オヤジが作ってくれたステーキ丼!!
ウチはクレイマー・クレイマー生活が長いせいか、学生時代からのオヤジの自炊生活が長かったからか、オヤジの料理はプロ並みです。
特に「早い、辛い、美味い!!」がオヤジのモットーです。早い、美味いはたしかにうなずけます。本当にオヤジの料理はアッという間に完成し、バツグンに美味しいです。
しかし、「辛い」のがタマにキズです。何を作ってもオヤジの料理は辛いのです。中・高時代、オヤジは毎日のように弁当を作ってくれました。ボリューム満点でオカズもたくさんでした。でも、玉子焼きも辛い、豚肉の生姜焼きも辛い、お新香もサラダもみんな辛いのです。
オヤジの料理に一味唐辛子は欠かせません。ウチでは特別に沖縄から業務用の一味唐辛子を仕入れています。「市販の一味は辛くない!」とオヤジはいつも憤慨してます。
この日は、稽古の後に囲碁部の集まりがあり、帰宅したのが最終電車でした。松井館長の指示で減量中の自分は何も食べずに帰りました。するとオヤジは「いくら減量中でも食べなくちゃ筋肉も落ちる。待ってろ」というと自分を寝室に残してキッチンに入りました。
約5分後にできあがったのが写真のオヤジ特製ステーキ丼です。ご飯の上に味なしの玉子焼き、シソの葉と何かの香草が敷き詰められ、その上にレアのステーキです。
ニンニクのみじん切りが沢山はいった醤油ソースはやっぱり激辛でしたが本当に美味しかったです。猫のミルにも少しあげました。
2009年07月14日
オヤジのコラム「頑張れないけどいいでしょう」のAnswer編
今日はいったい何が
どうしちゃったんだろう
胸の中のどこかが
スッキリしない
朝から頭の中も
重たい感じで
動きたくないんだから
仕方ない
こんな気持ち自分しか
分かりはしない
説明なんて無意味な
行動だから
誰かを想ってみようと
考えたけど
恋するウキウキには
ほど遠い
追いかけすぎる事は
いけないんだね
この頃ちょっとだけ
悲しくなり始め
君に会えるだけで
幸せなはずさ
自分のことを嫌いに
なっちゃいけないよね
もっともっと素敵に
いられるはずさ
眩しい程じゃなくても
いいじゃない
気持ちをなくしてしまった
わけじゃない
掴めそうで掴めない
戸惑ってしまう
でも
頑張らないけどいいでしょう
私なりってことでいいでしょう
頑張らなくてもいいでしょう
私なりのペースでもいいでしょう
雨の中を歩けば
気がつくこともある
振り返ってみると
誰もいないんだ
昔、人生に躓いた
夜があって
多くの失敗を
繰り返してました
はしゃいでいた季節は
真実だったし
風の行方なんて
分からなかったし
あの日皆が求めたものは
何だったんだろう
僕らの行く先を
誰が知ってたろう
本当の心の中が
言えない気がする
言える時が来ても
言わない気がする
きっとこの頃何かを皆
気にしてるんだね
誰かの顔の色も
気にかかるんだね
そこよりもっともっと
それよりももっと
心が痛くならない
辛くないところ
例えば求める愛が
遠くても近くても
進んでいくだけが
自分と思ってた
でも
頑張らないけどいいでしょう
私なりってことでいいでしょう
頑張らなくてもいいでしょう
私なりのペースでもいいでしょう
心が歩くままでいいでしょう
そうでない私でもいいでしょう
頑張れないけどいいでしょう
私なりってことでいいでしょう
この歌は最近、「人生最後の全国ツアー」を前に吉田拓郎が発売したアルバム「午前中に…」に収録されている代表曲「ガンバラナイけどいいでしょう」です。
吉田拓郎は1946年生まれなので今年63歳のはずです。
少し脱線しますけど、数年前、自分が好きで聴いていたポルノグラフィティのアルバムやDVDをオヤジにみんなトレーニング用のダルベルでボロボロにされました。最後には自分でDVDを割るようにオヤジから命令されました。
非常に悔しかったです。中には大切な友人やガールフレンドや夢現舎で世話になった元スタッフの人にもらったものもあったからです。音楽だけじゃなくて自分の人間関係や何もかもオヤジに破壊されたようでとてもオヤジを憎く感じました。
オヤジはいいました。
「こんな腐った歌謡曲をロックだなんて勘違いして聴いてたら一生本物がわからねえまま終わっちまんうんだぞ。音楽を聴くならば真剣に音楽に向き合え!本だって映画だって、それに空手だってなんでもそうだ。本物を知らねえヤツは偽物を本物と勘違いして薄っぺらな人生を送るんだ。ロックならば、ちゃんとアメリカ、ミシシッピデルタの綿花畑で鎖に繋がれながら酷使されたアフリカンの叫びから生まれたブルースを聴いて、白人に迎合してるってアフリカンに軽蔑されながらロックンロールを歌ったチャックベリーを聴いて、そのブルースがロックンロールとともに大西洋を渡ってジェフベックやジミーペイジやロッドスチュワートたちがブリティッシュロックを確立したんだ。そういう歴史の流れを学んでロックの奥深さや本物のロックを聴きこんだ後で、フーンって余裕でポルノグラフィティだろうがB'zだろうがオモチャ意識で聴くならばいい」
それから自分はオヤジからロックの系譜やフォークソングの道程を教えられ、洋楽を中心に山ほど音楽を聴かされてきました。
(73年、全盛期の吉田拓郎)
(年中スキャンダルを起こしていた)
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どうしちゃったんだろう
胸の中のどこかが
スッキリしない
朝から頭の中も
重たい感じで
動きたくないんだから
仕方ない
こんな気持ち自分しか
分かりはしない
説明なんて無意味な
行動だから
誰かを想ってみようと
考えたけど
恋するウキウキには
ほど遠い
追いかけすぎる事は
いけないんだね
この頃ちょっとだけ
悲しくなり始め
君に会えるだけで
幸せなはずさ
自分のことを嫌いに
なっちゃいけないよね
もっともっと素敵に
いられるはずさ
眩しい程じゃなくても
いいじゃない
気持ちをなくしてしまった
わけじゃない
掴めそうで掴めない
戸惑ってしまう
でも
頑張らないけどいいでしょう
私なりってことでいいでしょう
頑張らなくてもいいでしょう
私なりのペースでもいいでしょう
雨の中を歩けば
気がつくこともある
振り返ってみると
誰もいないんだ
昔、人生に躓いた
夜があって
多くの失敗を
繰り返してました
はしゃいでいた季節は
真実だったし
風の行方なんて
分からなかったし
あの日皆が求めたものは
何だったんだろう
僕らの行く先を
誰が知ってたろう
本当の心の中が
言えない気がする
言える時が来ても
言わない気がする
きっとこの頃何かを皆
気にしてるんだね
誰かの顔の色も
気にかかるんだね
そこよりもっともっと
それよりももっと
心が痛くならない
辛くないところ
例えば求める愛が
遠くても近くても
進んでいくだけが
自分と思ってた
でも
頑張らないけどいいでしょう
私なりってことでいいでしょう
頑張らなくてもいいでしょう
私なりのペースでもいいでしょう
心が歩くままでいいでしょう
そうでない私でもいいでしょう
頑張れないけどいいでしょう
私なりってことでいいでしょう
この歌は最近、「人生最後の全国ツアー」を前に吉田拓郎が発売したアルバム「午前中に…」に収録されている代表曲「ガンバラナイけどいいでしょう」です。
吉田拓郎は1946年生まれなので今年63歳のはずです。
少し脱線しますけど、数年前、自分が好きで聴いていたポルノグラフィティのアルバムやDVDをオヤジにみんなトレーニング用のダルベルでボロボロにされました。最後には自分でDVDを割るようにオヤジから命令されました。
非常に悔しかったです。中には大切な友人やガールフレンドや夢現舎で世話になった元スタッフの人にもらったものもあったからです。音楽だけじゃなくて自分の人間関係や何もかもオヤジに破壊されたようでとてもオヤジを憎く感じました。
オヤジはいいました。
「こんな腐った歌謡曲をロックだなんて勘違いして聴いてたら一生本物がわからねえまま終わっちまんうんだぞ。音楽を聴くならば真剣に音楽に向き合え!本だって映画だって、それに空手だってなんでもそうだ。本物を知らねえヤツは偽物を本物と勘違いして薄っぺらな人生を送るんだ。ロックならば、ちゃんとアメリカ、ミシシッピデルタの綿花畑で鎖に繋がれながら酷使されたアフリカンの叫びから生まれたブルースを聴いて、白人に迎合してるってアフリカンに軽蔑されながらロックンロールを歌ったチャックベリーを聴いて、そのブルースがロックンロールとともに大西洋を渡ってジェフベックやジミーペイジやロッドスチュワートたちがブリティッシュロックを確立したんだ。そういう歴史の流れを学んでロックの奥深さや本物のロックを聴きこんだ後で、フーンって余裕でポルノグラフィティだろうがB'zだろうがオモチャ意識で聴くならばいい」
それから自分はオヤジからロックの系譜やフォークソングの道程を教えられ、洋楽を中心に山ほど音楽を聴かされてきました。
(73年、全盛期の吉田拓郎)
(年中スキャンダルを起こしていた)
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2009年07月09日
嵐のように現れて風のように去ってった「月光仮面」みたいな…
先日の水曜日昼--。
夜から始まる地獄のサーキットトレーニングに備え、ゆっくりと睡眠をとっていたら玄関のチャイムが鳴りました。タルイので無視をすると何度もしつこくピンポン鳴を鳴らし、止む気配がありません。
異常です!!
オヤジも「うるせえなあ、怒鳴りつけてやれ!」というので仕方なく1階エントランスの玄関を開放し、自宅のドアに設置した防犯用カメラの映像を覗いていたら、なんとそこには祖父と祖母の姿がありました。何やら2人の手にはトウモロコシなどの野菜や果物が入った箱がいくつも紐でぶら下がっていました。
「突然どうしたの?」
自分が驚きながら聞くと、2人は何事もないように「暇だったからフラッと寄ってみたのよ」と言うや否や勝手に部屋に上がってきました。
昔からそうなんですが、祖父母が事前に遊びに行くと電話をかけてきたことはほんどありません。いつも突然やってくるのです。逆に電話をして予告するときにかぎって「急用が入ったからあとで行くよ」と自分たちを振り回します。まるで夫婦揃って映画の寅さんの世界です。
オヤジも前日は徹夜で仕事をしていたので寝ていました。というより寝たのが午前10時頃だったといいます。けれど、祖父母の襲来で寝ているどころではなくなってしまいました。結局自分とオヤジは泣く泣く起きることに…。
昼食はとりあえず出前の蕎麦で済ましました。
祖父はもう80歳近いというのにオヤジ以上のパワーでどうでもいいような話を延々と続ける始末。祖母は気がつくとキッチンに入りさっそく夕飯の準備やらトウモロコシを茹でたり持参したトマトを切ったりひとときも落ち着いていません。
オヤジはそんな2人に慣れているからか、もう完全に無気力に寝ているのか起きているのか分からない状態で居間にゴロンとしています。でも自分はそういうわけにはいきません。祖父は賭け将棋で鍛えた元ヤクザですからやたらと将棋の話をします。自分は将棋もできますけど今は囲碁が本業なので囲碁の話をします。完全にすれ違いです。
いつの間にか祖父はサイコロ博打や花札の技術、八百長のやり方や見分け方など、今まで何度も聞かされた話をまたまた延々と続けます。そのうち話はどんどんヤバい方向に流れて刀の話題。
ダンビラがどうでドスがどうだとか、本物の昔の日本刀と軍刀がどう違っていて、銃剣はどうだとか。なぜ腹に晒しを巻くのかとか、刺すときはドスを横にしてから捻るとか…。
そういうときだけオヤジはうっすらと目を開けて笑っています。きっと普通の人が祖父の話を聞いたらあまりに物騒で途中で席を立つと思います。それを笑っているオヤジは、やっぱり祖父の息子なんだと変に感心したり、「ということは自分にもそんな血が流れているのか!?」とハッとしたり…。
祖母は祖母で実家から持ってきたナスやキューリのお新香を切ったり、煮物を作ったりキッチンから出てきません。
陽も暮れた頃、オヤジは自分に風呂の掃除をさせ湯を沸かせ(この日は家政婦さんが休みでした)、無理に祖父と祖母にお風呂に入らせました。
料理の準備ができてテーブル一杯にご馳走が並びました。祖父は持参した日本酒を飲み出し、祖母もビールを飲み始めました。
しかし自分とオヤジはまだまだ食事どころではありません。これから1週間で最も辛いサーキット・トレーニングが待ってるのです。
オヤジはまだ体調がよくないのでトレーニングウェアには着替えたものの、動こうとしません。ただトレーニングのメニューを書いて自分に指示するだけ。最初はウェイトトレーニングのサーキットです。
すると、さっきまで酒を呑みながらテレビをつけ、雑談していた祖父と祖母が自分の練習を真剣に見つめ出したのです。祖母は70歳近いのに自分がやる40ー50キロのバーベルに興味を示し、インターバルのときに持ち上げようとしたりします。さすがに無理ですけど…。
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夜から始まる地獄のサーキットトレーニングに備え、ゆっくりと睡眠をとっていたら玄関のチャイムが鳴りました。タルイので無視をすると何度もしつこくピンポン鳴を鳴らし、止む気配がありません。
異常です!!
オヤジも「うるせえなあ、怒鳴りつけてやれ!」というので仕方なく1階エントランスの玄関を開放し、自宅のドアに設置した防犯用カメラの映像を覗いていたら、なんとそこには祖父と祖母の姿がありました。何やら2人の手にはトウモロコシなどの野菜や果物が入った箱がいくつも紐でぶら下がっていました。
「突然どうしたの?」
自分が驚きながら聞くと、2人は何事もないように「暇だったからフラッと寄ってみたのよ」と言うや否や勝手に部屋に上がってきました。
昔からそうなんですが、祖父母が事前に遊びに行くと電話をかけてきたことはほんどありません。いつも突然やってくるのです。逆に電話をして予告するときにかぎって「急用が入ったからあとで行くよ」と自分たちを振り回します。まるで夫婦揃って映画の寅さんの世界です。
オヤジも前日は徹夜で仕事をしていたので寝ていました。というより寝たのが午前10時頃だったといいます。けれど、祖父母の襲来で寝ているどころではなくなってしまいました。結局自分とオヤジは泣く泣く起きることに…。
昼食はとりあえず出前の蕎麦で済ましました。
祖父はもう80歳近いというのにオヤジ以上のパワーでどうでもいいような話を延々と続ける始末。祖母は気がつくとキッチンに入りさっそく夕飯の準備やらトウモロコシを茹でたり持参したトマトを切ったりひとときも落ち着いていません。
オヤジはそんな2人に慣れているからか、もう完全に無気力に寝ているのか起きているのか分からない状態で居間にゴロンとしています。でも自分はそういうわけにはいきません。祖父は賭け将棋で鍛えた元ヤクザですからやたらと将棋の話をします。自分は将棋もできますけど今は囲碁が本業なので囲碁の話をします。完全にすれ違いです。
いつの間にか祖父はサイコロ博打や花札の技術、八百長のやり方や見分け方など、今まで何度も聞かされた話をまたまた延々と続けます。そのうち話はどんどんヤバい方向に流れて刀の話題。
ダンビラがどうでドスがどうだとか、本物の昔の日本刀と軍刀がどう違っていて、銃剣はどうだとか。なぜ腹に晒しを巻くのかとか、刺すときはドスを横にしてから捻るとか…。
そういうときだけオヤジはうっすらと目を開けて笑っています。きっと普通の人が祖父の話を聞いたらあまりに物騒で途中で席を立つと思います。それを笑っているオヤジは、やっぱり祖父の息子なんだと変に感心したり、「ということは自分にもそんな血が流れているのか!?」とハッとしたり…。
祖母は祖母で実家から持ってきたナスやキューリのお新香を切ったり、煮物を作ったりキッチンから出てきません。
陽も暮れた頃、オヤジは自分に風呂の掃除をさせ湯を沸かせ(この日は家政婦さんが休みでした)、無理に祖父と祖母にお風呂に入らせました。
料理の準備ができてテーブル一杯にご馳走が並びました。祖父は持参した日本酒を飲み出し、祖母もビールを飲み始めました。
しかし自分とオヤジはまだまだ食事どころではありません。これから1週間で最も辛いサーキット・トレーニングが待ってるのです。
オヤジはまだ体調がよくないのでトレーニングウェアには着替えたものの、動こうとしません。ただトレーニングのメニューを書いて自分に指示するだけ。最初はウェイトトレーニングのサーキットです。
すると、さっきまで酒を呑みながらテレビをつけ、雑談していた祖父と祖母が自分の練習を真剣に見つめ出したのです。祖母は70歳近いのに自分がやる40ー50キロのバーベルに興味を示し、インターバルのときに持ち上げようとしたりします。さすがに無理ですけど…。
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2009年07月02日
[シリーズ・オヤジの悪口]オヤジの話は長いのです…(改訂版)
自分は物心がついた頃から常にオヤジと2人だけで生活してきた思い出しかありません。映画「クレイマー・クレイマー」のように何をするのもオヤジと一緒でした。
長年一緒にいると、オヤジに共感したり尊敬心を抱くこともあれば、逆に不満や反発心もいろいろ出てくるものです。正直いえば中学生にもなると内心はオヤジへの反発だらけでいつもオヤジに対してウザったく思っていたものです。
しかし昔のオヤジはとても怖い存在だったので不満を漏らすことなど到底できませんでした。少しでも言い訳をしたりふて腐れた顔を見せただけで何発も顔面パンチで殴られました。そんなときは必ず蹴りも出て、あまりの痛さに2、3日歩けないほどでした。
そんな自分もすでに20歳を迎えました。今は何とか直接オヤジに不満をいえるようになりました。でも、ときには「うるさい」のひとことで相手にされないこともあるし、下手をするとオヤジが得意にしている故・芦原英幸師範から直伝として授かったサバキ(裏サバキ)で頸椎を決められてしまう恐れがあります。だから何でも好き放題、文句をいうわけにはいきません。
いつかオヤジへの不満をぶちまけたい! そんな不謹慎ながらも欲望に飢えた日々を過ごしてきたら…閃きました!
このブログでオヤジへの積り積もった不満と反発を吐き出してしまえばいいのです。オヤジがこのブログを読むのは間違いありませんが、ブログを始めるにあたって自分はオヤジと約束しました。互いのブログには干渉しないという約束です。ならば少しは許されるでしょう。
決まりです。
というわけで今日からこのブログでオヤジの「悪口」をシリーズ化していきたいと思います。
第1回目はウチにいるときのオヤジについて、とにかく話がやたら長い件について暴露してみます。
オヤジの話は何に関してもやたらと長い!
話出すとなかなか終わりません。幹から枝に流れ、小枝までいったと思うとまた違う枝に渡ってなかなか幹に戻りません。これは苦痛です! オヤジの異常な長話についてはオヤジの会社のスタッフや某会の人たちならばみんな頷いてくれると思います。
仕事の話や、自分が何かミスをして叱咤・説教されるときは長くなっても仕方がないと諦めています。ところがプライベートな話やほとんど意味のない世間話をしていても、話題が何かオヤジの琴線に触れようものならば、オヤジの話は半永久的に! そんな錯覚に陥るほどなかなか終わらないのです。
先日もこんなことがありました。
稽古の帰り道、東京では少し名が知られている肉まんとシュウマイ専門店で自分はその肉まんとシュウマイをたくさん買いました。それも自分の小遣い銭でです。肉まんもシュウマイもオヤジの大好物です。自分はきっと喜んでもらえると勝手に想像してました。
帰宅して、それらを夕食代わりにオヤジと一緒に食べ始めました。すると肉まんをひとくち食べたオヤジが突然口を開きました。当然、自分は「美味しい!!」という言葉を期待しました。
ところが…。
オヤジは言いました。
「あんまり大したことないよなぁ、これだったら大阪でチェーン展開してる蓬来(ホウライ)の豚まんのほうがずっと美味いよ」
続きを読む
2009年07月01日
[ショートコラム]オヤジの会社の新人募集に応募者殺到!!
先日、オヤジの会社で新人スタッフの募集がありました。この10年くらい募集をしてもなかなか応募者がいなくて「若いヤツらはフリーターとか気ままがいいのか!?」とオヤジはよく憤慨してました。
ところが今回は軽く100人を超える応募者が集まりました。履歴書などの書類選考だけでも100通を超えました。自分は合否の電話連絡などの雑用を手伝わせてもらいました。
こんなに応募者が集まったのは1990年代以来ということです。けれど今回が一番多かったようです。150人近い応募者があったということはやっぱり不況の証明だと思います。
オヤジや副代表のTさんは学歴主義でなく、また経験者とか学校で美術関係とかデザインなどの勉強をした人はいらないといいます。なので今回も早稲田や慶應出身者はみな不合格になりました。デザインやイラストで賞を取ったりした人も編集実務の経験がある人も不合格でした。
「がんばり続ける覚悟と力のある人間ならば高卒でも全然OKだ」
オヤジとTさんはそれを一番の基準にしたようです。
書類選考で半数近い50人くらいが合格して一次面接で3分の1に絞りました。自分がたまげたのは男性の応募者が圧倒的に多かったのに全滅に近かったことです。
今回は2人を採用する予定で、できれば男性を採用したいとオヤジたちはいってました。けど、「最近は男はだらしないヤツばかりだ。女性のほうがずっと芯がある」と前からオヤジはいってました。Tさんも「女性は良いか悪いか判別しやすいけど男性はだいたい口だけ達者で判断がつきにくい」といいます。
Tさんがいうように、履歴書や面接で「根性と体力は誰にも負けません」という男性応募者がたくさんいました。オヤジはこういうアピールが大嫌いで、以前の面接でそうアピールする男性応募者には「それならば今からスクワットを千回やれ!」とオヤジは怒鳴ったりしました。
男が女性に勝るのは腕力だけだ…これはオヤジの口癖で、なので前からオヤジの会社は「女尊男卑」が主義です。そんなわけで、今までもオヤジの会社に入る男性スタッフはほとんどが格闘技経験者で極真空手やキックボクシング、柔道の強い人ばかりでした。
けど最近は格闘技の実践者が急激に減っていて、テレビなどで見るのは好きだけど自分はやりたくないとか、そんな男性が増えているということも影響してるかもしれないです。
実際に自分が通う極真会館城西支部も20代の男性がすごく少ないです。山田師範がオヤジにおっしゃっていたということですけど、若い男性の入門者が極端に減って30代以上の人や女性が増えているのは全国的な傾向だといいます。
オヤジは格闘技ショーブームの反動が格闘技実践者減少に繋がるとずっと前からこういう事態を予言してました。
なので今回オヤジの会社に応募した男性のほとんどが格闘技どころかスポーツの経験もないし、Jリーグの熱烈なサポーターとかプロ野球ファンばかりで、それよりスポーツに興味がない人が多いのが目立ちました。
結局、最終面接で合格したのは女性2人でした。どちらも編集の未経験者です。
そんなわけでオヤジの会社はほとんど女性スタッフで会社の実権を持っている副代表のTさんも女性です。かわりにオヤジには強い男の集団の某会があるのでバランス的にはよいのかもしれません。それに某会やオヤジの後見人の怖い先生たちや郷田最高顧問はみな本当はオヤジより副代表のTさんを可愛がっているので安心でもあります。松井館長もオヤジよりもTさんに一目置いているようですし極真館の廬山館長はTさんを一番信用しています。だからオヤジはTさんには頭が上がらないのだと思います。
会社で唯一男性スタッフ(自分を含めてバイトは男ばかりですけど)のIさんもキックボクサー出身で現在は極真会館で空手をがんばっていて某会のメンバーでもあり大会を目指すほど強いです。
でも某会では元気なIさんですが会社では女尊男卑だし女性ばかりなので少し嬉しい半面、居心地が悪そうです。なので自分が定期的にバイトで会社にいくと少し喜んでくれる気がします。
Iさん、女性陣に負けずにがんばりましょう!!
ところが今回は軽く100人を超える応募者が集まりました。履歴書などの書類選考だけでも100通を超えました。自分は合否の電話連絡などの雑用を手伝わせてもらいました。
こんなに応募者が集まったのは1990年代以来ということです。けれど今回が一番多かったようです。150人近い応募者があったということはやっぱり不況の証明だと思います。
オヤジや副代表のTさんは学歴主義でなく、また経験者とか学校で美術関係とかデザインなどの勉強をした人はいらないといいます。なので今回も早稲田や慶應出身者はみな不合格になりました。デザインやイラストで賞を取ったりした人も編集実務の経験がある人も不合格でした。
「がんばり続ける覚悟と力のある人間ならば高卒でも全然OKだ」
オヤジとTさんはそれを一番の基準にしたようです。
書類選考で半数近い50人くらいが合格して一次面接で3分の1に絞りました。自分がたまげたのは男性の応募者が圧倒的に多かったのに全滅に近かったことです。
今回は2人を採用する予定で、できれば男性を採用したいとオヤジたちはいってました。けど、「最近は男はだらしないヤツばかりだ。女性のほうがずっと芯がある」と前からオヤジはいってました。Tさんも「女性は良いか悪いか判別しやすいけど男性はだいたい口だけ達者で判断がつきにくい」といいます。
Tさんがいうように、履歴書や面接で「根性と体力は誰にも負けません」という男性応募者がたくさんいました。オヤジはこういうアピールが大嫌いで、以前の面接でそうアピールする男性応募者には「それならば今からスクワットを千回やれ!」とオヤジは怒鳴ったりしました。
男が女性に勝るのは腕力だけだ…これはオヤジの口癖で、なので前からオヤジの会社は「女尊男卑」が主義です。そんなわけで、今までもオヤジの会社に入る男性スタッフはほとんどが格闘技経験者で極真空手やキックボクシング、柔道の強い人ばかりでした。
けど最近は格闘技の実践者が急激に減っていて、テレビなどで見るのは好きだけど自分はやりたくないとか、そんな男性が増えているということも影響してるかもしれないです。
実際に自分が通う極真会館城西支部も20代の男性がすごく少ないです。山田師範がオヤジにおっしゃっていたということですけど、若い男性の入門者が極端に減って30代以上の人や女性が増えているのは全国的な傾向だといいます。
オヤジは格闘技ショーブームの反動が格闘技実践者減少に繋がるとずっと前からこういう事態を予言してました。
なので今回オヤジの会社に応募した男性のほとんどが格闘技どころかスポーツの経験もないし、Jリーグの熱烈なサポーターとかプロ野球ファンばかりで、それよりスポーツに興味がない人が多いのが目立ちました。
結局、最終面接で合格したのは女性2人でした。どちらも編集の未経験者です。
そんなわけでオヤジの会社はほとんど女性スタッフで会社の実権を持っている副代表のTさんも女性です。かわりにオヤジには強い男の集団の某会があるのでバランス的にはよいのかもしれません。それに某会やオヤジの後見人の怖い先生たちや郷田最高顧問はみな本当はオヤジより副代表のTさんを可愛がっているので安心でもあります。松井館長もオヤジよりもTさんに一目置いているようですし極真館の廬山館長はTさんを一番信用しています。だからオヤジはTさんには頭が上がらないのだと思います。
会社で唯一男性スタッフ(自分を含めてバイトは男ばかりですけど)のIさんもキックボクサー出身で現在は極真会館で空手をがんばっていて某会のメンバーでもあり大会を目指すほど強いです。
でも某会では元気なIさんですが会社では女尊男卑だし女性ばかりなので少し嬉しい半面、居心地が悪そうです。なので自分が定期的にバイトで会社にいくと少し喜んでくれる気がします。
Iさん、女性陣に負けずにがんばりましょう!!