私事で恐縮だが、先日、中学2年のおいが、夏休み中の体験実習に私の勤務先の大和高田駐在を訪れた。今月、妹から「別の所を予定したが、だめだったので何とかならないか」と連絡を受けていた。
大和高田市内を流れる川で水生生物を採取して水質を調べる「リバーウオッチング」の取材など、その日の仕事に同行してもらった。リバーウオッチングでは、親子ら70人と一緒にアメリカザリガニやドジョウなどを採取し、楽しんでいた。
子供たちは講師の淡水生物研究所理事の谷幸三さんの軽妙な説明を聞き、目を輝かせて環境を守る大切さを学んだ。私に同行したおいは、この日何を学び取ってくれたのか気になる。(山本)
毎日新聞 2009年7月31日 地方版