中国で死刑確定の男聴取へ 八王子スーパー強盗殺人東京都八王子市のスーパーで1995年7月、アルバイトの女子高生ら3人が射殺された強盗殺人事件について、麻薬密輸罪で中国で死刑判決が確定し収監中の日本人の男(66)が「(事件は)知り合いがやった」と知人らに話していたことが30日、警視庁八王子署捜査本部への取材で分かった。 捜査本部は情報の真偽を確かめるため、日中刑事共助条約に基づいて男への事情聴取を中国当局に要請しており、認められれば捜査員を中国へ派遣する。事件は30日で発生から14年となり、公訴時効まで1年を切った。 捜査本部などによると、男は2003年6月、中国大連市で中国人から覚せい剤5キロを買い、7月に運び役の日本人ら5人に渡したなどとして、07年8月に遼寧省の高級人民法院(高裁)で死刑判決が確定。身柄を拘束される前に、中国で知人らに「八王子の事件は知り合いの日本人の男がやった」と話していた。 捜査当局は、男が資産家宅を狙って強盗を繰り返す日本人と中国人の混成組織の主犯格とみている。被害総額は約6億円に上り、愛知県警などが国際指名手配している。 【共同通信】 |
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