5月の「コト」
留める6月30日
09 7/1 08:23
書きかけのまま朝を迎えてしまった。
でも、送ります。
昨夜の忘れもの、間に合いました。帰り焦ったし寂しかったけど
近くに住んだ楽さを実感しつつ。
さて
私の消せない昨日を、誰のためでもなく殴り書きします。
朝、29日からの夜勤明け ふらふらで帰宅後
着るものとかを悩みに悩んだのち、お風呂入ってとにかく眠って
そしたら、疲れと緊張でやたら寝入ってしまい
すごく余裕のない時間に目覚め、最低。
連絡して慌てて出たら、なんと最寄りからの電車が人身事故で動いてない。
振替切符をもらって渋谷までバスに乗り
やっと着いたのに、次はありえない立ち眩みがして一時歩けず、駅のホームのベンチでうずくまる。
目的の駅、まだだし。早く行こうよ。
予定をずいぶん遅らせてしまって相手に申し訳なかった。雨なのに。
念願の写真展を観て
心が、連れていかれる。
どうして今まであまりキャッチしていなかったんだろうと悔やむほど
この日見ることができてよかったと、ひたすらに感じられる視界たち。
穏やかな恐怖、といったらいいのか
こちら側が静かに竦んでしまうような写真。
エリナ以来の感覚だった。
いま必要な文章が、終わりにぎゅっと佇む作品集があって 大切に購入。
渋谷と表参道で決めかねて
相手がすすめてくれたカフェに移動後、しばらく過ごしている途中で
ふいに名前を後ろから呼ばれて、事件は起きる。
「メイちゃん?」
本名だからzozoの人じゃない、誰だろうと咄嗟に思いながら
振り向くとそこに
原田いくこちゃんが、ひとりで立っていた。
べつのテーブルにいたところを
私の声がしたから、もしやと確かめに来てくれたそう
夢?
椅子のまま
会えてうれしい、と呟いたら
とびきりのハグ
プライベートで会ったのは、初めてだった。
私個人として彼女に出逢うことがやっと叶った。それもあまりに偶然。
ついさっき彼女が買ったという素敵なCDまで戴いてしまい
歌のままの声で「おとなりは?」と問われ
大好きだけれど
彼だとも片想いのひとだとも形容し得ない(権利のない)私はもちろん言葉にできず
「仲良し、」と答え
もう行かなくちゃ
またコーストでね、と彼女。
この出来事を含め
とにかく今まで生きてきて
この夜は、私が私として呼吸する暮らしが初めて在った夜であり
そもそも
心まで好きな人が”いる”ということも、私にとってほんとうに初めての現象で
しかもその相手がこの日、私なんかのそばにちゃんといて。
とにかく彼がいなければ、私はその時間と場所に存在できなかった。絶対に。
たとえ自惚れでも、小さく運命を思った。
出来事全部ひっくるめた、大きな意味としての運命を。
異性の(ということはあまり重要じゃないけど、)
片想いの人と出掛けるなんて本気でこの日が最初だった私。
そこに、彼女が現れて。すべてが繋がったそんな夜だった。
嬉しくて
だけどそれ以上になんだか私はひどく悲しかった。
もう、オーバーヒート。
写真と時間と彼と彼女と自分が、溢れかえって
とても受け止めきれない。
今 小さな部屋の
7月の朝にわたしがいて
そばには
彼が贈ってくれた美しい焼き物と
昨日がしみこんた写真集が、ただ静かに佇んでいます。
昼にはまた
仕事へ行かなくちゃ
会社宛の転居の事務的な手続きも、今日付けでしなくてはいけないし
それらも全部、わたしの現実なんだなと思う。
心を独り揺らすだけでは生きていけないことが
やっと、わかった。ずっとそれがわからないでいた。
ほんと殴り書き。
でも今はただ、それだけ。
でも、送ります。
昨夜の忘れもの、間に合いました。帰り焦ったし寂しかったけど
近くに住んだ楽さを実感しつつ。
さて
私の消せない昨日を、誰のためでもなく殴り書きします。
朝、29日からの夜勤明け ふらふらで帰宅後
着るものとかを悩みに悩んだのち、お風呂入ってとにかく眠って
そしたら、疲れと緊張でやたら寝入ってしまい
すごく余裕のない時間に目覚め、最低。
連絡して慌てて出たら、なんと最寄りからの電車が人身事故で動いてない。
振替切符をもらって渋谷までバスに乗り
やっと着いたのに、次はありえない立ち眩みがして一時歩けず、駅のホームのベンチでうずくまる。
目的の駅、まだだし。早く行こうよ。
予定をずいぶん遅らせてしまって相手に申し訳なかった。雨なのに。
念願の写真展を観て
心が、連れていかれる。
どうして今まであまりキャッチしていなかったんだろうと悔やむほど
この日見ることができてよかったと、ひたすらに感じられる視界たち。
穏やかな恐怖、といったらいいのか
こちら側が静かに竦んでしまうような写真。
エリナ以来の感覚だった。
いま必要な文章が、終わりにぎゅっと佇む作品集があって 大切に購入。
渋谷と表参道で決めかねて
相手がすすめてくれたカフェに移動後、しばらく過ごしている途中で
ふいに名前を後ろから呼ばれて、事件は起きる。
「メイちゃん?」
本名だからzozoの人じゃない、誰だろうと咄嗟に思いながら
振り向くとそこに
原田いくこちゃんが、ひとりで立っていた。
べつのテーブルにいたところを
私の声がしたから、もしやと確かめに来てくれたそう
夢?
椅子のまま
会えてうれしい、と呟いたら
とびきりのハグ
プライベートで会ったのは、初めてだった。
私個人として彼女に出逢うことがやっと叶った。それもあまりに偶然。
ついさっき彼女が買ったという素敵なCDまで戴いてしまい
歌のままの声で「おとなりは?」と問われ
大好きだけれど
彼だとも片想いのひとだとも形容し得ない(権利のない)私はもちろん言葉にできず
「仲良し、」と答え
もう行かなくちゃ
またコーストでね、と彼女。
この出来事を含め
とにかく今まで生きてきて
この夜は、私が私として呼吸する暮らしが初めて在った夜であり
そもそも
心まで好きな人が”いる”ということも、私にとってほんとうに初めての現象で
しかもその相手がこの日、私なんかのそばにちゃんといて。
とにかく彼がいなければ、私はその時間と場所に存在できなかった。絶対に。
たとえ自惚れでも、小さく運命を思った。
出来事全部ひっくるめた、大きな意味としての運命を。
異性の(ということはあまり重要じゃないけど、)
片想いの人と出掛けるなんて本気でこの日が最初だった私。
そこに、彼女が現れて。すべてが繋がったそんな夜だった。
嬉しくて
だけどそれ以上になんだか私はひどく悲しかった。
もう、オーバーヒート。
写真と時間と彼と彼女と自分が、溢れかえって
とても受け止めきれない。
今 小さな部屋の
7月の朝にわたしがいて
そばには
彼が贈ってくれた美しい焼き物と
昨日がしみこんた写真集が、ただ静かに佇んでいます。
昼にはまた
仕事へ行かなくちゃ
会社宛の転居の事務的な手続きも、今日付けでしなくてはいけないし
それらも全部、わたしの現実なんだなと思う。
心を独り揺らすだけでは生きていけないことが
やっと、わかった。ずっとそれがわからないでいた。
ほんと殴り書き。
でも今はただ、それだけ。
- KEYWORD:
- コメント(34)
COMMENT
-
hrn
-
まぁ
-
Ribboncat
-
しょいらす
-
ako
-
いあ
-
モゥ。
-
高田 麻衣
-
アブ-ク・ボンボ
-
5月
-
5月
-
5月
-
khanam
-
5月
-
5月
-
5月
-
5月
-
5月
-
5月
-
5月
-
り ん こ!
-
5月
-
アブ-ク・ボンボ
-
5月
-
dokusan
-
5月
-
ichi 8
-
5月
-
ichi 8
-
5月
-
ichi 8
-
5月
-
yukichii
-
5月