- PR
-
大和総研発表の「法則」 ドリカム人気→株価上昇?
2009/7/29
- 印刷する
- ブックマーク:
サザエさんの視聴率が上がると株が売られ、人気アーティスト、ドリカム(DREAMS COME TRUE)の「人気度」が上昇すれば株価もうなぎ上り? 大和総研が28日まとめたレポートで、こんな相関関係が明らかになった。
サザエさんに関しては、2003年1月以降の視聴率と、東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)の推移を比べた。特殊事情を除くため、26週移動平均で比較したところ、視聴率が上がるとTOPIXが下がることが多かった。
最近の動きをみると、視聴率はリーマンショック後の16.8%から上昇、今年3月中旬には19.4%と高水準になった。一方でTOPIXは昨夏の1400台から下がり続け、今年3月上旬には700台前半まで下落した。
吉野貴晶チーフクオンツアナリストは「サザエさんの視聴率は日曜夕の在宅率を反映する。高くなるのは景気が悪くて外出が減るから」と分析している。
ドリカムについては、ビデオリサーチが年2回実施しているテレビタレントのイメージ調査から、「人気度」を算出してTOPIXと比較した。すると、02年2月以降、人気が前回調査よりも上昇したケースの75%で、TOPIXも上昇していたことがわかった。吉野氏は「現実感があり、元気なドリカムの曲が流行するときは、世の中も元気で株価が上がる」としている。
「金融・政策」のピックアップフォト
「金融・政策」のニュース一覧
- アリコ顧客情報流出 被害拡大 強みの通販大打撃(2009/7/29)
- 環境研究資金の投資戦略 1年前倒し 「ポスト京都」取り組み後押し(2009/7/29)
- 金融庁、新生銀など6行に業務改善命令 見えぬ対策…再編の火種も(2009/7/29)
- 東証、10営業日ぶり反落 回復受け利益確定売り進む(2009/7/29)
- 建設凍結の国道、17路線が再開(2009/7/29)
- スイスとのEPA、9月に発効(2009/7/29)
- 「緑の変革」推進 点検チーム発足(2009/7/29)
- 大和総研発表の「法則」 ドリカム人気→株価上昇?(2009/7/29)
- 東証、1カ月半ぶり1万円回復 政局混迷、先行きに不透明感(2009/7/28)
- 産業革新機構が発足 投資呼び込み 競争力向上へ(2009/7/28)