民主党の鳩山由紀夫代表は26日、衆院選で政権交代し自らが首相に就任した場合、首相退任後の衆院選には立候補しない意向を明らかにした。
鳩山氏は新潟県新発田市で開かれた立候補予定者の会合で、自民党の森喜朗元首相らを念頭に「首相まで極めた人がその後も影響力を行使することが政治の混乱を招いている」と述べ、首相経験者が発言力を持ち続ける自民党を批判。その後、同県三条市内で記者団が「自身は首相を辞めた後は次の選挙に出馬しないのか」とただしたのに対し「基本的にそのように考えている」と答えた。【佐藤丈一】
毎日新聞 2009年7月26日 23時24分(最終更新 7月27日 0時13分)