千葉市女性殺害・次女連れ去り事件 仲田容疑者、智美さんについて「まだ好きだった」
千葉市の団地で、28歳の男が元交際相手の女性の母親を殺害したうえ、女性を連れ去り逮捕された事件で、男は女性について、「犯行時、逮捕時、まだ好きだった」などと供述をしていることがわかった。
送検された仲田敬行容疑者(28)は、元交際相手の豊田智美さん(22)の逮捕監禁の容疑については認めているものの、智美さんの母・愛子さん(61)の殺害については、「生きている愛子さんに会って、血を流して倒れているのは見た」などと、つじつまの合わない供述をしているという。
また、7月19日午前、栃木県内で2人を乗せたタクシーの運転手が、車内での2人の様子を明らかにした。
2人を乗せたタクシー運転手は「会話は何もなかったよね。沖縄に行くんだっていうのは言っていた。ただ軽装だったからね。着替えも何もなかったから、おかしいと思った」と話した。
運転手は、午前9時50分発の羽田空港行きのバスに間に合うように、バスターミナルで2人を降ろしたということで、19日午後の便で2人が沖縄入りしたことがわかっている。
また、翌20日から、2人はタクシーで沖縄県内を観光していた。
2人を乗せたタクシー運転手は「(仲田容疑者が)海に行きたいって言っていた。(泳いでいるのは見た?)見ました。仲良く泳いでましたよ。普通に平泳ぎしたりさ。寄り添って泳いでましたね」と話した。
警察は25日、栃木県に乗り捨てられていた犯行車両を押収したが、後部座席には、前の持ち主が売った時についていなかったカーテンがつけられていたことが新たにわかっている。
(07/25 23:36)