テロ攻撃に対処するための中国とロシアの初めての合同軍事演習が、中国東北部で行われています。
「平和の使命2009」と名づけられた演習は、22日にロシアのハバロフスクで行われた開会式から場所を移し、中国東北部 吉林省・瀋陽軍区の戦術訓練基地内で行われています。
今回の演習は、テロ攻撃を想定したもので、ロシアと中国がこうした演習を行うのは初めてのことです。
演習には双方から合わせておよそ3000人の陸軍と空軍が参加し、ロシア側には空挺部隊も含まれています。
中国とロシアは今回の演習について、「具体的な相手を想定したものではないが共同での対処能力を示したい」としていて、主にテロ組織を封じ込めるための上空と地上からの具体的な共同対処を訓練しています。
演習は、今月26日までの日程で行われます。(24日04:39)