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<鳩山代表>後期高齢者医療制度の廃止を断言 街頭演説で

7月23日20時10分配信 毎日新聞

 民主党の鳩山由紀夫代表は23日、衆院解散後初めてとなる街頭演説を埼玉県内の5カ所で行った。75歳以上が対象の後期高齢者医療制度を「官僚に任せきった政治が堕落した結果」と批判し、政権交代後に「いち早く廃止する」と断言。与党との違いを鮮明にした。

 「麻生太郎首相は『政権交代の中身が見えない』というが、その言葉はそっくりお返しする。あなた方のマニフェストはまるで中身が見えない」。坂戸市の街頭演説で鳩山氏は、自民党のマニフェスト作りの遅れを指摘した。

 入間市では「いかに国民に理解していただける政策を作るかを競い合うことが選挙での戦いだ」と強調。年金記録問題の早期解決や、国の権限を地方に大幅に移譲する「地域主権」の確立などを訴えた。

 この日鳩山氏が訪れたのは、05年の郵政選挙で落選した元職2人を含む3人の立候補予定者の選挙区。同党は鳩山氏を「党の顔」として積極的に露出する機会を設け、情勢調査で当落線上にあるとみられている候補者を集中的にてこ入れする方針だ。

 鳩山氏は24、25日には大阪府内の選挙区を回るほか、兵庫8区から出馬表明する田中康夫参院議員の記者会見に同席する。8月3日には近畿地方で、全国11の衆院比例ブロックごとで地方議員らを対象とした党のマニフェストの説明会にも出席する。【佐藤丈一】

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最終更新:7月23日20時10分

毎日新聞

 

鳩山由紀夫

鳩山由紀夫(はとやまゆきお)
所属院 選挙区 政党:
衆議院 北海道第9区 民主党
プロフィール:
1947年2月11日生 初当選/1986年 当選回数/7回

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