お笑い芸人がAdobeソフト不正入手過程をブログで公開

ソフト不正入手問題で、ついに芸能人がターゲットになってしまった。　(関連記事　1　2　3　4)

問題視されているのは、株式会社ソニー・ミュージックアーティスツの「NEET PROJECT」に所属するお笑い芸人の井関源二のブログである。2008年12月8日の更新にて、「「ADOBE CS3 日本語版 OSX torrent」で検索したらヒットしました。Bit Torrentで落とし始めたのですが。これが全然落ちて来ない」と書いた。

井関は、このような行為が問題含みであると知っていたようだ。「因に、もうすぐ著作権のあるファイルをダウンロードすると、違法行為になるらしいです。法令化する前に欲しいなぁ」と、違法でなければ不正な入手でも問題はないという考えらしい。




2009年1月11日の更新では、「ADOBE CS3 MASTER COLLECTION、やっとダウンロードが終わりました。BitTorrentで落としました」と報告。「でも、一昨日の時点で、まだ70%だったんですけどね。この3日間で急にダウンロードのスピードが上がりました」と具体的な記述がある。「ちなみにCS4の方は、まだ30%くらいです」と、CS4のダウンロードも実行中であると告白している。




20日には、CS3をインストールする過程を記した。容量不足、使用期限の表示等のトラブルが続出したという。「シリアルキーは通ったんですが。アクティベートが出来ません」とのこと。27日には「torrentでCS4のダウンロードが終わったんですが」と報告した。だが、インストールできずに困ってしまったという。

30日にもCS3を「アクティベート出来ません」とある。対策をネットで調べたようで、結果を2月1日の更新で記した。だが、うまくいかなかったため、今度は「torrentでCS3用のキージェネ落としてるんですけど」という。9日の更新では、「CS3のKEYGEN(ライセンスキーを作成するツール)を動かして、本当にCS3をクラック(世間で言うハッキング)出来るのか試してみたくてですね」と書いている。




7月23日、探偵ファイルではソニー・ミュージックアーティスツに取材を申し込んだ。だが、「NEET PROJECT」の担当者は不在であるという。デスクを務める人物に問題の概略を伝えたところ、担当者が出社次第、状況を説明して確認するとのことである。




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