【ニューヨーク21日(日本時間22日)】ヤンキースの松井秀喜外野手(35)がオリオールズ戦を欠場。サヨナラ本塁打を放った翌日に欠場というプロ入り初の屈辱を味わった。
「(休養は)順番ですから仕方ありません。(先発から外されたのは)球場に来たときに知りました」
17連戦の真っ最中。ジラルディ監督は試合前、主砲のロドリゲスをDHで起用するためにゴジラを外したと説明した。前日の劇的弾では人生初の“顔面クリーム&ヘルメット投げ”を体験したが、この日は苦いプロ初経験。この屈辱を淡々と受け止め、一塁ベンチから戦いを見守った。
「きのう(20日)、活躍したというのにメンバーから外すのは心苦しい。でも、アレックス(ロドリゲス)に休みを与えないといけない。今後、ジーターがDHを務めることもある」と指揮官。試合はヤ軍が6−4で勝って5連勝。ア・リーグ東地区で6月8日以来の単独首位に立った絶好調のチーム内で、松井秀の置かれた立場はやはり厳しい。