神戸放送局

2009年7月22日 12時12分更新

但馬の不明ヘリ、改めて捜索へ


20日、兵庫県の但馬空港に向かったまま消息を絶った民間のヘリコプターは、まだ見つかっていませんが、空港から1キロほど離れた山の斜面に光る物体があるという住民からの通報があり、警察は22日朝、あらためて確認することにしています。

行方がわからなくなっているのは名古屋市の会社社長、富田充雄さん(58歳)が所有するロビンソンR44・2型という小型ヘリコプターです。
ヘリコプターは20日午前、富田さんら2人が乗って鳥取県の米子空港から兵庫県の但馬空港に向かっていましたが、但馬空港の上空から連絡があった後、消息を絶っています。
警察によりますと、21日夕方、空港から南に1キロほど離れた豊岡市日高町の山の斜面に光る物体があるという住民からの通報が警察に寄せられたということです。警察と自衛隊が、ヘリコプターを飛ばしましたが、雲に隠れて確認できませんでした。
このため警察官らが確認のため山に入りましたが、日が落ちて暗くなり、確認できなかったということです。
警察は捜索を打ち切り、22日朝、山に入ってあらためて確認することにしています。