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伊、対リビア50億ドル投資へ 植民地被害に「補償」

2008.8.31 12:40
このニュースのトピックス欧州
30日、リビア北東部ベンガジで、合意文書に署名後、握手するイタリアのベルルスコーニ首相(左)とリビア最高指導者カダフィ大佐(AP)30日、リビア北東部ベンガジで、合意文書に署名後、握手するイタリアのベルルスコーニ首相(左)とリビア最高指導者カダフィ大佐(AP)

 イタリアのベルルスコーニ首相は30日、リビア北東部ベンガジを訪問、最高指導者カダフィ大佐と会談し、今後25年間で総額50億ドル(約5400億円)の投資を行うとの合意文書に署名した。首相は、1911〜43年のイタリアによる植民地支配時代の「被害を認めるものだ」と述べ、今回の合意はリビアへの補償の意味があるとの認識を示した。

 ロイター通信によると、カダフィ氏は署名式典で「今回の合意はイタリアとリビアの将来の協力関係に向けた扉を開くものだ」と強調。「この歴史的文書で、イタリアは植民地時代の虐殺や破壊、リビア人に対する抑圧について謝罪した」とし、今日のイタリアは友好的な国だと述べた。

 イタリアは、415億バレルと世界10位以内の原油確認埋蔵量を誇るリビアからエネルギー関連の契約取り付けを見込んでいる。(共同)

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30日、リビア北東部ベンガジで、合意文書に署名後、握手するイタリアのベルルスコーニ首相(左)とリビア最高指導者カダフィ大佐(AP)
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