スポーツ専門局ESPN電子版は15日(日本時間16日)、前半戦成績によるトップ250人のランキングを発表。日本人選手ではマリナーズ・イチローが外野部門で4位、全体でも20位の高い評価だった。他の日本人は低調でドジャース黒田が187位、ヤンキース松井が213位、カブス福留は242位で辛うじてランクインした。採点は同局の記者6人がそれぞれ選手を順位付けし、平均順位でランキングを作成。6人全員が1位にプホルス一塁手(カージナルス)、2位にラミレス遊撃手(マーリンズ)を挙げた。
またニューヨーク・デーリーニューズ紙もこの日、ヤンキース選手の前半戦の「採点簿」を掲載。A〜Cと、それぞれにプラスとマイナスを加えた採点方式で、松井はペティット、チェンバレンの先発コンビらとともに、野手では最も低い「C」評価。打率2割6分5厘、14本塁打、40打点の松井は「役に立つ打者ではあるが、外野を守れないため、ほかの選手を指名打者にしたい時は先発を外れる」と限定される起用法に難ありとコメントされた。新加入のテシェイラ一塁手、主将ジーター、抑えのリベラがAマイナスで最高評価だった。