高山、無敵王者に判定負け/ボクシング
<プロボクシング:WBA世界ミニマム級タイトルマッチ12回戦>◇14日◇神戸ワールド記念ホール
WBA世界ミニマム級1位高山勝成(26=真正)は、同級王者ローマン・ゴンサレス(22=ニカラグア)に0-3で判定負けした。3度目の世界王座獲得を狙ったが、6回に左目の上をカット。その後も、これまで23戦全勝20KOというゴンサレスの連打を浴びた。大差の判定負けに「やりたいボクシングができなかった。指示通りに動けなかった」と唇をかみしめた。
6月2日、練習中に左目の上をカット。同17日にも同じ個所を負傷し、9針縫った。本格的なスパーリングを再開できたのは、タイトル挑戦の約2週間前。無敵の王者相手には準備期間が短過ぎた。「今は何も考えられない」と今後については明言を避けたが「ローマンがやってくれるなら」と再戦を希望した。高山の戦績は27戦23勝(9KO)4敗。
[2009年7月15日8時39分 紙面から]
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