2009年05月09日

胃の調子がものっそい刺激的。

寺院'Sそしてベーツ憲法研究所代表の中井多賀宏です。

全く眠れなかったので、パソコンで仕事をしようと思ってつけてみたらビックリ!
ダイナミックに何も動かなくなっておりました!
せっせと入れた音楽もすべてオジャン!
なので、まずは音楽を入れる作業から復旧しております。
音楽をかけていないと仕事にならん訳です。

最近は憲法から少し離れて、色々な哲学や思想の勉強をしているのですが、これが思いっ切り憲法論に返ってくるんですね。
憲法や法学を専攻している人ではない研究者の憲法観ってのはかなり刺激的でした。
憲法や法学を専門にやってきている者としては「当たり前」「常識」「当然」という概念に縛られていたりするんですね。
それを疑って行く姿勢が大切なんだ、と言い続けてきたし、そういう姿勢で臨んできたつもりなのですが、いざ、例えば経済学者の憲法論を読んだりすると、感動的に鋭い視点なんかが提出されていて、「ああ、俺なんかほんまにまだまだやなぁ・・・」とつくづく思ったりしている日々です。

そして同時に、憲法は、そして法学一般は、法学者や法曹だけのものではない、という気持ちを新たにすることができました。
ほんまに憲法や法学ってのは全ての市民の日常事なんだ、という事を再確認できたのも収穫です。

まだ勉強の過程なのでハッキリ言えるまで思考が固まっていないのであれなのですが、ここ暫くの勉強で、中井の憲法観も相当変化して行っております。
憲法の理念と現実との乖離を埋めること(もちろん、憲法の理念に沿った公権力の運営)を思考してきたのですが、その辺も色々と考える事ありで、憲法というものが、民主主義というものが、国民主権というものが、「隠蔽」してきたものを掘り起こしていきたい、という感じで研究を続けております。

そして体調の方がまだ優れないので、なかなか活動的な事ができないでいるのが残念なのですが、早期復帰を目指して養生します。
青汁飲みます。
気合いです。

バンドの方も暫しストップになってしまい本当に申し訳ない!
新曲を書いて行こうと思っているのだが、ギターを握ると何故か懐メロ(それもレゲエばっかり)を弾いてしまってお話しにならない状態なので、この点も気合いを入れて行こうと思いますので、乞うご期待、ということで。

と言う感じの昨今。
皆様もご自愛のほどを。



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2009年05月05日

従容。

禁煙がきつくなってきました寺院'Sそしてベーツ憲法研究所代表の中井多賀宏です。
完全にネオシーダー及びニコレット中毒になっております。
チェーン・ガマーないしはチェーン・ガミストになっている状態。
一日に12個までしか噛んではならないとのことなのだが、本気で我慢できません。
そしてネオシーダーに至ってはもはや禁煙でも何でもないのではないかという話が・・・。
ここまでニコチンにやられていたとは。
情けないことであるよなぁ。

世間ではゴールデン・ウィークとのこと。
皆様も満喫されておられますでしょうか?
もう帰省ラッシュが云々、という話を聞きますが、高速での渋滞に難儀してはるんやろうなぁ・・・と他人事ながら心配を。

そんな中井は体調が余り芳しくないので何処に行くということもありませんでしたよ。
まあ出不精な中井なので、体調が万全でも自部屋に籠もって何やら訳の解らない事を考えて虚しくなっていることでしょう。
実際その通りです。

ところで、このページはベーツ憲法研究所のHPに接続するものなのですが、中井の履行遅滞のせいでなかなか時間が掛ってしまっております。
何とか早く完成させますので、どうぞ宜しくです。

そのように、ここは憲法研究所のサイトに繋がるという事を忘れてしまって、色々と好き勝手なことを中途半端に書いておりますがご容赦を。
こんな感じで進めていきますので。

「憲法ってなんだい?」の方はしっかりとした憲法話を書こうと意気込んでおりますので、期待してやって下さい。

ということで、訳の解らないブログは続く・・・。


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胡蝶の夢。

ニーチェは体系的な研究者ではなかったという事を言う者が居るが、それは正しい。
そしてそれは体系学者の巨人とも目されているマルクスにも当てはまる。
彼らの仕事に体系が読み取れるとすれば、それは「ニーチェ主義者」や「マルクス主義者」の「仕事」のためである。

自分に都合良く解釈をするためにはテクストを、そしてエクリチュールを都合良く取り出してつなぎ合わせるパッチワーク的作業が必要だ。

そしてその落とし子として「体系」が生まれて「しまう」のだ。
それを俺は信じない。
「テクストに誠実に取り組む」とはそういうことだろう。

弁証法的に物事を思考する、というスタイルは今では相当変容されてしまっているが、まだ本来的意義で有効であると思う。ただしジンテーゼがある一定の場所まで来たら殺される、という非成長的な事態が多々起りうることは別として、だ。

ある程度まで髭は伸びるが、一定程度伸びたらそれ以上伸びないのと同様に、現在における弁証法的思考者の思考はある一定程度まで来たら不思議なほどに止まってしまう。
これはなにもトロツキズムを賞揚している訳ではない。
至極簡単な話、根気がないのである。

これに関しては人のことを言う資格が全くない俺なのだが(俺もその中の一人)、これでは過度の感覚の高波に飲まれてしまい、テクストが白紙になってしまうという事態を生むことになるだろう。

そのような事態を回避するためには、そのテクストから「主題」(著者が最も主張したいテーマ。そしてそれを表象するキー・ワード)を抜き去り、一見すると些細な部分に光を当てる作業が必要になる。
実はそこにこそ「真実」があるような気がしてならないのだ。

「小さな甲虫」を「片手で潰した」ことを巡る一瞬観の思考をストーリー化した上田現の「ラブ・ソング」という歌詞がある。
主人公は「腹が立ったんじゃない。殺しちゃったんだぜ」と続ける。
そして「どうしようもない。恥ずかしいと思った」と自己分析する。
更にラストには「僕病気じゃない。みんな病気じゃない。みんな同じとこの健康体さ」と結ぶ。

たったこれだけの歌詞なのだが、何故タイトルが「ラブ・ソング」なのだろうかとの疑問が先ず浮かぶ。
そして小さな甲虫を片手で潰した「僕」は「みんな」と同じ「健康体」であると言う。
ここで最初のポイントは「片手で潰した」という点だ。
恐らく主人公は傍を這っていた小さな甲虫を「何気なく」潰したんだろう。
まるで石ころがあったから蹴ってみたというように。

しかし主人公はすぐに「殺しちゃったんだぜ」と告白する。
キリスト教の告白システムを無意識のうちに行っていると考えるのはまだ早計だ。
何故なら主人公は小さな甲虫を殺してしまった理由を「腹が立ったんじゃない」と逆の意味での理由付けをしているからだ。
この点、決して「腹が立ったら殺していい」などと主人公は思っていないことにも注意が必要だ。
しかし何故ここで「腹が立ったんじゃない」と内省するのだろうか。

そして最後には「僕病気じゃない」「みんな病気じゃない」と言う。
これはこの世に起る全ての事柄を一瞬にして肯定している最高の肯定形式だ。
逆に「病気である」ということを否定しているという訳でもない。
確かに「みんな同じとこの健康体さ」と言ってはいるものの、ここで言われる「健康体」という概念はほぼイコールで「病気」と連結してしまう。

ここで気を付けなければならないのは、主人公は決してポストモダン的発想を手段としてそのような内省をしているのではない、と言うことだ。
つまり「何でもあり」だとは思ってはいないし、逆説的に「みんな病気だ」などとは露とも思っていない、ということだ。

「小さな」「甲虫」「片手で」「潰した」「腹が立ったんじゃない」「恥ずかしいと思った」「病気(じゃない)」「健康体」・・・と言った必要最小限の言葉で語られるこの「ラブ・ソング」。
この構造はキルケゴールに通ずるとも考えられるが、やはりそうではないだろう。
何故ならこの主人公はこの歌詞が終わった次の瞬間には「日常」に戻っていることであろうから。
そう言えるのは、この曲のタイトルが「ラブ・ソング」と名付けられていることから想像できる。
誰に対しての、何に対しての「ラブ」ソングなのかという事も明らかにされてはいないが、彼の「胡蝶の夢」という作品を合わせ考えるなら、そのような結論に達することも可能だと思うのだ。

音楽の歌詞の分析と純粋なテクストの解釈はまた別の方法論が必要なのだが(文章と曲を両方書く人なら解るだろう)、彼の一連の作品には確実にそこらの哲学者を越えている。
メロディーという枠の中で書かれなければならない歌詞というものは不自由であるが、他方、不自由であるが故に、作者の「本音」が直裁的に現れ出でるものだ。
その点、上田現の作品は、メロディーの制約を受けていないように思える。
受けているとしても何らの問題もないようにも思える。
むしろメロディーのおかげで彼の歌詞は命を宿していると言える。

感覚と理論の両輪が不調和的調和の相を成している上田現という人間は巷間言われるように「鬼才」なのだろう。
そしてその意味で、彼は思考する人であり、行動する人であったのだと思う。
弁証法的思考に最も近く最も遠い人間であったということも、彼の天才のひとつであったと思われるのである。



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2009年05月04日

作品のユクヘ。

他のブログにも書きましたが、関西詩人協会から「無限多角形の満月」と「ユクヘシレズ」からの作品をHPにアップしてもいいか、との連絡を頂きました。
もちろん即オッケー!
HPは検索したらすぐ出てくるので、時間がある方は是非。
そして宜しければ購入の方も是非。
両作品とも必携で御座いますよ。

現在、中井は憲法の勉強よりも頭脳トレーニングの割合が増えております。
曰く、思想書の本ばかり読んでいる、ということ。
憲法の勉強不足を痛感しているので、一から憲法を学び治そうとしております。
その上で、思想書・哲学書は実に役に立ってくれる訳でありますよ。
感覚と理論・論理のバランスをしっかり取れるようになるためにも有益。

いわゆる古典ばっかり読んでいるのだが、今もしっかりと通用する理論ばかり。
俺の作品は何にしても「使い捨て」的であるのと真反対。
俺の場合、体系的かつ普遍的な作品を作りたい、という意識が殆ど無いんですよ。
現代詩でも楽曲でも使い捨てでええ、と思う方なんですね。
法学書はさすがにあれだが。

何とかかんとか言う前に、俺にはそんな体系的で普遍的な作品を作ることは無理だろうと思っているので、必然的にそんな感じになるってのも本当の話。
芸風の問題やね。
これが中井の芸風です。

しかし一貫して感じていることは、詩壇も法律界も音楽シーンも、俺から見れば完全に停滞しているということ。
俺が足を踏み入れている場所はどこもぬかるんでいるのですよ。
なので何とか打破したいと思って頑張っているつもりなのですが、いかんせん、俺、ダサイ。
なので結果、チンマリと膝を抱えて踞る日々なのです。

「僕は中途半端が好きだ」という論を書いた人は誰だったか忘れてしまったが、俺は中途半端を極めているからそれはそれで先端にいるのかもしれない。
因みに「僕は精神が好きだ」と書いたのは敬愛する大杉栄。
自由自在。


とか言うとりますけども、そろそろ外出の時間なのでアディオス。




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2009年05月03日

明日辺りから「主体」という概念について考えてみます。

寺院'Sそしてベーツ憲法研究所代表の中井多賀宏です。

本日は憲法記念日ということですが、憲法について思いを巡らせた方はそんなに多くはないだろう。
素敵な話。

かく言う中井も全く憲法に触れずに一日が過ぎてしまいましたですよ。
俺にとってはかなりの度合いでダメな話だ。
その代わり睡眠はダイナミックにとったよ。
眠ったのさ。
そう、俺は眠ったのさ。
夢の中でアリスと戯れていたのさ。
中井はフォイエルバッハと同じくふたり居るから気を付けろ!

講師をしている人間が公に告白するのもどうかと思うが、中井は憲法を知りません。
なのでまずは「私は憲法を知らないのです」と告白してから憲法の講義をするという実に誠実かつ戦慄の走る状況にならざるを得ないのです。

なのに、なのに、憲法記念日でもあるのに、なのに、なのに、俺は夢の中で高校生だったよ!
とっても破廉恥!
アリスが俺に優しく話し掛けてくれたよ!
とっても淫猥!

なんかもう、このブログが近い将来会社のHPに接続されるということを無視したような事ばかり書いているが気にしない。
俺は俺になるために転がり続けるぜ。
過去も現在も未来も、俺はプラナリアのように切れば切るほど増え続けてやるぜ。

僕、句読点が大好きです。

今までは深夜に仕事をしていたのだが、最近、深夜が異常に寂しくなってきてキュー。
深夜の方が思考が纏まっていたはずなのに(纏まっていてこれかよ、と、読者の方および受講生の方は言わない方向で懇願)、宵の口から既に寂しくなってくる。
かといって本日のように朝からしっかり起きると決まった時間に昼寝をしてしまい眼鏡の蔓を曲げてしまうという惨事が降りかかる。
年々歳々、俺の精神は弱くなる脆くなる頼りなくなる。

そんな俺、禁煙をしておりまして、確かに煙草は先月の6日辺りから吸っていないのだが、ネオシーダーとニコレットがやめられない。
こっちの方が問題があるような気がするが詳しい方報告求む。
俺はいつも何ちゃら中毒だ。
まあネオシーダー中毒なんて可愛い内はいいけれど。




・・・皆様、一体何処に居るの!?




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超越論的主観すなわちX。

忌野清志郎さんが亡くなった。
この件に関して俺は色々なところで書きまくったのでもういいだろうと思ったが、やはり書きたい衝動は抑えられずに書いてしまうことになる。

俺は忌野さんやRCに対する思い入れは皆無なのだが、やはりこの「事件」はでかく俺にのし掛かってきて、苦しい。
殆ど聴いたことがない俺が言うのもアレなのだが、何だか一つの時代が終わったような気がする。

そしてアーティストの癌での逝去というと思い出さざるを得ないのが、この3月に肺癌で亡くなった元レピッシュの上田現ちゃんだ。
忌野さんやRCとは違って、レピッシュ、特に現ちゃんには相当の思い入れがあっただけに、現ちゃんの死はジョー・ストラマーの死の時と同じぐらいのショックがあった。

現ちゃんの最後のライブになってしまったレピッシュ再結成ライブの楽屋でメンバー達に「可能性は低いだろうけど、必ず治すつもりでいるから」と語っていた。
泣いたよ。
本気で。

なぜに才能のある人間、そして生きたいと願う人間は早世してしまい、死にたい死にたいと喚いている者はズルズルと生き延びてしまうのだろうか。

かく言う俺も死にたい病だった事があるので、人のことを言う資格はないが、やっぱり生きられるなら生きようぜ、と今は思う。
死にたくなることは今での多々あるのだが、やはり無様な格好を晒してでも生きてやろうと思う。

何をやっている最中にでも急に虚しくなってしまい、それこそ「死にたい」とか思ってしまう俺なのだが、やっぱり這いつくばってでも生きようぜ、と思う。
自分のためにも、他人のためにも。

忌野さんも現ちゃんも、もう歌えなくなってしまったが、俺はまだ歌えるのだ。
これは実は非常に凄いことなんだぞ。
俺はまだ歌えるんだぞ。
こうやって駄文だって書けるんだぞ。
気合いさえ入れれば現代詩だって憲法論文だって書けるんだぞ。
これはほんまに凄いことなんだぞ。
だから俺はいくらダラダラした毎日であろうがダラダラとしてでも生きて行こうと思うのです。

生きろ。
次の手に打って出ろ。
走れ走れ手を抜くな。
ダラダラするなら真剣にダラダラしろ。
太陽と月を追いかけるんじゃなく、太陽と月に追いかけられるまで走り続けろ。
生きろ。
生きろ。
生きまくれ。
「死にたい」とか言いながらビタミン剤飲んでるんじゃねえよ飯喰ってるんじゃねえよ。
生きろ生きろ生き尽せ。

そしてお前は歌をうたえ。
お前自身の歌をうたえ。
誰が聴いていても誰も聴いていなくてもそんな事は気にするな。
歯牙にも掛けるな。
誰にどう思われようが胸張って威張っとけ。
生きろ生きろ生き尽せ。



何処にだって行けるのさ今夜。
黒猫みたいに。





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2009年05月01日

「当然」「常識」「当たり前」。

ベーツ憲法研究所代表・パンクバンド寺院'Sの中井多賀宏です。

憲法を人に伝えることの難しさを痛感しております。

最近「憲法を読んだことがないよ」という、それこそ「憲法ってなんだい?」という方と色々お話しして、憲法とはなんぞや?的な部分から説明をさせてもらっていたのですが、なかなか解ってもらえないという事態に遭遇しておりました。
ひとえに中井の説明不足・説明の下手さがもたらしている事態なのですが、それは裏を返せば中井自体が憲法を理解していないということの証明になる訳です。
必死に勉強してきたつもりですが、やはりまだまだ「つもり」のレベルでしかなかった、という厳しい現実を突きつけられてキュー!となっております。
気を引き締めてしっかり勉強しなきゃね。
上手く人に伝えるための方法論も模索しながら。

そしてそのことを通じて、「会話」「対話」ということの重要性や難しさも痛感しております。

知らず知らずの間に各人が抱いている「当然」「常識」「当たり前」という先入観や固定観念の厄介さってのは尋常なもんじゃないですね。
自分自身、これらによってでかいミスをやらかしたりすることが多いので困ったもんです。

同じ物を見ても、同じ単語を読んでも、各人によって感じ方や捉え方ってのは異なる訳なので、誤解のないしっかりした「対話」を行うためには、やはりその対話者間における共通認識を成立させておく必要があります。
なので、「定義する」ということが重要になってくる訳です。
法律論文などを書く際にはまず定義から入ります。
そしてそれは法律論文を書く際だけではなく、日常の会話に於いても当てはまることで、しっかりと共通認識を確認する作業をしておかなくては、対話は成立せず、話はグチャグチャに混乱するのみ・・・ということになってしまいます。

そういった虚しい自体を避けるためには、自分が意識していなかった意識を意識化する作業が必要だろうと思います。
つまり先述した「自分の中」の「当然」「常識」「当たり前」という澱のように溜まってきて、今では頭の中をパンパンにしてしまっているにもかかわらず本人は無自覚である、という事柄を疑ってかかろうぜ、ということです。
そんなもんに縛られるのは真っ平ゴメンだからね。
「常識」という「常識」に縛られていては創造的なものは何も生まれないしね。

今回、憲法を人に伝えることが難しい、と感じた理由の一つはそこにある訳です。
相手の頭をまずスッカラカンの状態に持って行くことができなかった自分の力量のなさに泣いていたということなのです。
そして自分の中の「常識」で「これぐらのことなら相手は理解してくれるだろう」と判断してしまった傲慢がそこにはある訳です。
もちろん自分の憲法理解がなっていなかったということも実に大きな問題です。
いかんね。
まったくね。

そんなこんなで一から勉強のやり直し。
気合い入れんとね。

まだスタートしていないのですが、姉妹ブログである「憲法ってなんだい?」を書くにあたってはそこら辺の事をしっかりと頭に入れて発表していきますので宜しくです。

バンドの方も色々と構想があるのですが、性懲りもなくまーた風邪菌が蠢きだしてきたので、先ずはやつらをぶっ倒すところから始めないといけないという情けない状況。
泣いておりますよ。
養命酒でも飲もうかと。

ということで、無意識のうちに自分の意識を縛り付け、思考の行動範囲を狭めているあらゆる概念とガッチリ闘って行きましょう。

もっともっと高くもっともっと遠くへ跳ぶために。



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2009年04月30日

残念なわたくし〜諸事情あって〜残酷な時間。

ベーツ憲法研究所代表でありパンクバンド寺院'Sのヴォーカリストをしています中井多賀宏です。毎度です!

最近さっぱり寝付けずに、0時に寝ても2時間ほどで目が覚めてしまうという何が原因なのか解らない謎の奇病に罹っております。

でまあ、折角起きたんだし・・・ということで、山積みの資料や積ん読だった本などを読み出して、何やら怪しげな事をパソコンでカタカタ書く・・・といった日々。

中井は寝不足になるとすぐ胃腸にクルんですが、それがまた困りもので。
吐き気はするわ激しすぎる下痢になるわで、一日中トイレに籠もりっきりということも。
何とかならんのでしょうか、これ・・・。

しかも眠いのに眠れないというね。
これを書いている今も相当に眠いのですが、何とか片付けておかなければならない資料などがあるので、眠れないのに一丁前にショボショボしている目を擦りながら頑張っているという訳です。

しかし勉強ってのはすればするほどいかに自分が勉強不足だったのかを痛感させられます。
そしていかに今まで時間を有効に使うことができなかったのかということにも気付き、ガックリと落ち込む始末でありますよ。
良い感じで時間を使って、バッチリと思考を育んでいかないと、ですね。

今取り組んでいるのは憲法ではなく、労働法だったり、哲学だったり、思想だったりするのですが、自分の他分野に於ける知識・思考のなさが露呈されてガックリと項垂れてしまいますよ・・・。
これは憲法なんかでも同じ事なのですが。

このような状態を克服するには、やはり勉強するしかない、という事になります。
しかも楽しみながらね。
そして有効な時間の使い方。
更には集中力の上手い醸造の仕方。

課題は山積するばかり・・・。

皆さんは一生懸命勉強をしていらっしゃることだと思うので心配はないのですが、より良く効果的に勉強ができるように、何らかの工夫をしてみたらもっと凄いことになるかと思いますですよ。

そして話は変わってブログの件。
もうひとつのブログ「憲法ってなんだい?」がなかなかスタートを切れないので非常に申し訳ないのですが、あっちは真剣に書かなければならないので(勿論こっちも真剣に書いておりますよ!誤解なきよう!)、かなり時間を食ってしまっている状態です。
少しでも早く記事を公表して、皆さんの憲法学習に一役買えたらと思っております。
なので、今暫くお待ち下さいませ。

何にしても一生勉強、やね。

またもや話は変わって中井の体調。
肺炎の方はもう完治と言ってもいぐらいになったのですが、まーた風邪をぶり返してしまいまして、妙な悪寒でガタガタ震えておりますよ。
家族で風邪の移しっこをしているような状態でキュー。
何とか早期に完全復活をしたいものです。

そんな感じなので、バンドの方もちと休止。
まあ休止と言っても何ヶ月も休む訳ではないので、期待して待っていて下さい。
やったりまっせ。

そんなこんなで新しい一日のスタートやね!
我らを照らす朝焼けに乗ってスマートに(若しくは泥臭く)突き進もうぜ!



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2009年04月29日

焦ったなんてもんじゃない、ってのが本日の刺激。

毎度です!ベーツ憲法研究所代表の中井です。

本日・・・というか、既に「昨日」にですね、ベーツ研の研究員であり司法書士であり寺院'Sのベーシストである山際君にお世話をしてもらい、公証人役場に行って参りました。
目的は貸金返還のための公正証書を作ること(勿論、中井が債権者ですよ)。

で、現場に持って行く物の一つに免許証ってのがあったのですが、現場についてイザって時にどこを探しても免許証が見あたらないのです!
焦りに焦って冷や汗が出ましたですよ。

事前に山際君に免許証のコピーを送っておいたので、何とかそれが使えるということで、取り敢えず事なきを得たのですが、免許証がないことには変わりなく・・・。

思い起こせば、免許証をコピーする時にコンビニのコピー機を使ったのですが、そこで忘れたとしか考えられないので、その後そのコンビニに直行しました。

・・・・・・・・思いっ切りありました。

コンビニのおばちゃんが免許証の住所から中井の自宅電話番号を調べようとしてくれたらしいのですが、自宅は電話局に登録していないので、しっかり預かっておいて、今度来た時に渡そうとしてくれていたのです。

本当によかったー!!!

中井は基本的にも応用的にも不注意激しく注意散漫なので、このようなトラブルが結構あったりします。
皆様はコピーをとられた際にはしっかりと確認して下さい。
冷や汗出ますから。
いや本当に。

本日は病院に行ってきたのですが、まあだいぶ良い感じであるという報告をしたらドクターは喜んでおりましたよ。
この調子で完治、ないしは良い感じの共存が出来ることを期待しておりますよ。

現在行っている憲法講義の方はやはりもう少しお休みをもらう形になる線が濃厚です。
早期に復帰致しますので、ご容赦のほどお願い致します。

バンドの方の復帰も早くしなければならないのですが、これだけブランクが空いちゃうと、新曲でも手土産に持って行かないと申し訳ない感じが。
復帰したらしっかりと曲を作って持って行くので、待っていてくれメンバーのみんな。

ということで、HPの方の手続、来月の半ば辺りまでには完成させる方向で頑張りますので、楽しみにしていて下さい。
最初は空っぽな内容かもしれませんが、徐々にではありますが、しっかりした内容のページにしようと思っておりますので、期待していて下さい。

それでは今回はこの辺で。




嗚呼、プレッシャー・ドロップ!!!



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2009年04月27日

事情&情事。

何だかんだで初日記。
このブログは「ベーツ憲法研究所」のHPに接続されます。
ただ中井がだらだ〜らとしており、HPの方の製作が追いついていないという情けなしな状況。
なので、とりあえずネットの海にブログだけは浮かばせております。

業者さんに頼んだHPのラフを見たのだが、実に我らっぽくて素敵になっております。
法律家集団のHPとは思えぬパンクっぷり!
見たら必ず笑い転げますのでラッキョウの用意を!

で、もうひとつのブログ(「憲法ってなんだい?」)の方もジワジワと書いておきたいと思います。
HPができた時に何も書かれてなかったってのもあれだからね。
しかしジワジワ。
あくまでジワジワ。
瓦礫の中を逃げ切り頭を抱えているのさ。

で、バンドの報告などを。

中井が帯状疱疹やら肺炎やらを起こしてしまい一時ストップ。
誠に申し訳なし!
ええ感じで来てただけにこのストップはデカイ憎い悩ましい!
一刻も早く復活するので待ってて下さいの心!

6月に面白いイベントがあるのだが(ジャズ・バンド達の中に我がゴリゴリのパンク・バンド「寺院'S」が入り込むという、ジャズ好きには迷惑以外の何物でもないといった嫌がらせのようなイベント)、ちょっと見送りっぽい感じです。
また機会があると思うので、その時を楽しみにして下さい、ということで。

で、憲法の方に話をやると、とにかくHPがまだできていない状態で何を言っても涙で枕を濡らす結果になるしかないのが悲しき定めなのだが、講師依頼の方はいつでも募集しておりますので、ご連絡宜しくです世界中の方々よ!
もっとも今は肺炎の後遺症でちとお休みを頂いている状態なので申し訳なっし!・・・ですが。

本当、様々な現場に多大な迷惑をお掛けしまくっているわたくしの体調よ。
薬と栄養剤でスクスク中井を育てますので今暫くお待ち下さいませですよ。

そして最後に宣伝を。
この2月・3月に「自由の排泄物」「無限多角形の満月」がリニューアル出版されました。
ちと遅い情報ですが。
宜しければネット書店で検索してご購入の上ご一読下さいませ。
現代詩集なので余り町の本屋さんには置かれていないと思うので、ネット書店がバッチリです。

憲法に関しては「憲法ってなんだい?」及び「最新憲法がよ〜くわかる本」は共に好評発売中ですので、こちらの方も是非是非。
自分一人でこっそり読むもよし、ご家族と一緒にがやがや読まれるのもよし、恋人との愛の営み中に熟読するもよし・・・という仕上がりになっておりますので是非是非宜しくです。

何だか訳が解らない内に一回目の日記が終わろうとしておりますが、いいよね?



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