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【2009都議選】

新人34人 全体の26%  都議選・当選者の分析 

2009年7月14日

 十二日に投開票された都議選の当選者百二十七人のうち、新人は三十四人で26%を占めた。新人が最も多いのは第一党に躍り出た民主で、64%にあたる二十二人。自民と公明はそれぞれ四人、共産二人、ネット一人、無所属一人。

 女性の当選者は二十四人。二十二人だった前回に続き、三回連続で過去最多を更新した。党派別では民主が十人で最も多く、共産五人、公明三人、自民二人。ネットと無所属は二人とも女性。

 平均年齢は五〇・〇七歳。前回の五一・一歳よりわずかに若くなった。最高齢は自民の比留間敏夫氏(府中市)の七十五歳、最年少は民主の栗下善行氏(千代田区)の二十六歳。政党別では自民五五・六八歳、公明五二・二一歳、共産五七・七五歳などに対して、民主が四三・五五歳と一回り若い。

 年代別では五十代が最も多い四十人で、四十代三十四人、六十代二十五人、三十代二十四人と続く。

 当選回数別では、二回目が四十二人で最も多く、初当選三十四人、三回目二十四人、四回目十六人、五回目九人。最多の七回は、自民の川島忠一氏(島部)。民主は、初当選二十二人、二回目二十人。これらだけで民主全体の77%を占めた。

 出身分野別では、区議や市議など地方政界が六十三人で、全体の五割を占めた。続いて議員秘書二十八人、政党役員十一人など。

 

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