Kodachrome - コダクローム。
先日この有名なフィルムの製造打ち切りが発表されたが、ご存知の方もいるかも知れないが、これは私が人生で一番影響を受けた人物、ポール・サイモンの1973年のヒット曲のタイトルでもある。

実はこの曲についてサイモンは「二度と商品名は曲のタイトルにしない」と苦々しく語っている。
コダック社からクレームがつき、タイトルに著作権を示す「(C)」の文字をどんな場合でも付けなければならなくなったからだ。
コダックのケチ。

そのポール・サイモン、サイモンとガーファンクルとして今日から来日公演が始まった。
S&G最後ともいわれる今回の来日、もちろんチケットを買った。
1万3千円はぼったくりだぞ、ウドーのケチ。

S&Gと聞けばみなさんは「懐かしい」とお思いだろうが、彼らを懐かしさだけがウリの懐メロ歌手と思ったら大間違い。
彼らは曲を深く掘り下げ、進化させている。
しかも、ツアーのたびにアレンジを変えたりして変化を付けることも怠らない。
音楽に真剣に取り組むことを怠っていないのだ。
結果、40年前の彼らより今のほうがパフォーマンスに優れる、という恐ろしい事態に！
そう、二人とも70歳近いのに!!

彼らの音楽への真摯な態度、デビュー時がピークであとは実力が落ちてくだけの日本の自称「アーティスト」の糞餓鬼どももぜひ見習ってもらいたい。
正直、精神性を全く感じられないお子ちゃま丸出しのヴォーカルをCMなどで無理やり聞かされ続けるのは迷惑この上ない。
迷惑音楽防止条例を作り、取り締まれないものか。

さてフィルムのほうのコダクロームであるが、タイトルと逆になるが、私には無くなろうが持っていってもらおうが、全く興味ない。
なぜなら、デジタルカメラの時代が来なければ「写真を絶対やっていない」と断言できるからだ。
撮ったものを一度プリントに出してまた取りに行くなんて面倒臭いことやってられない。
やっとプリントを手にした時には撮った時のことを忘れているので勉強にもならない。

そんな面倒を押してまでも撮りたいと思うのは、中判以上のカメラ。
デカいフィルムのカメラだ。
特に大判。あれは、画質がスゴそう。
「大判カメラで歌舞伎町のスナップを撮ったらどうなるんだ？」とちょっとワクワクする。

ちなにみこの曲でニコンのことが向こうでは「ナイコン」と呼ばれることを知った。


　　Kodachrome
　　サイコーに輝く色
　　サイコーな夏の緑
　　世界中が晴れわたる！
　　Oh Yeah！

　　ナイコンカメラを持っている
　　写真を撮るのが大好きさ
　　だからママ！
　　ぼくのコダクロームを持ってかないで！

　　　　　Kodachrome - Paul Simonより　訳Photobra


そのとうり！
私はナイコンが大好きで、写真を撮るのが大好きだ！




Kodachrome・・・・名曲だよ！ぜひ聴いて！
この曲のドラマーが私のナンバー１ドラマー！
（YouTubeの写真は私じゃないので悪しからず）
































































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