目次概要
教皇大使の手紙
―『教会の社会教説綱要』日本語版発刊によせて
翻訳者前書き
用語について
アンジェロ・ソダーノ枢機卿書簡
前書き
序文 連帯的な全人的ヒューマニズム
第一章 人間に対する神の愛の計画
一 イスラエルの歴史における解放のための神の働き
二 父の愛の計画を完成するイエス・キリスト
三 神の愛の計画と人間
四 神の計画と教会の使命
第二章 社会教説と教会の使命
一 福音宣教と社会教説
二 社会教説の性質
三 現代における社会教説――歴史記録
第三章 人間と人権
一 社会教説と人間中心の原理
二 「神の似姿」としての人間
三 人という存在のさまざまな様相
四 人権
第四章 教会の社会教説の諸原理
一 意味と一貫性
二 共通善の原理
三 財貨が万人のためにあるという原理
四 補完性の原理
五 参画
六 連帯の原理
七 社会生活の基本的価値
八 愛の道
第五章 家庭――社会の生きた細胞
一 最初の自然な社会である家庭
二 家庭の基盤である婚姻
三 家庭の社会的主体性
四 社会生活の主役である家庭
五 家庭に奉仕する社会
第六章 人間の労働
一 聖書の視点
二 『レールム・ノヴァルム』の預言的価値
三 労働の尊厳
四 働く権利
五 労働者の権利
六 労働者の連帯
七 労働の世界の「新しい課題」
第七章 経済生活
一 聖書の視点
二 道徳と経済
三 個人による創意と企業による創意
四 人間のための経済制度
五 経済における「新しい課題」
第八章 政治共同体
一 聖書の視点
二 政治共同体の基盤と目的
三 政治権力
四 民主主義体制
五 市民社会に奉仕する政治共同体
六 国家と宗教共同体
第九章 国際共同体
一 聖書の視点
二 国際共同体の基本規約
三 国際共同体の組織
四 発展のための国際協力
第十章 環境保護
一 聖書の視点
二 人間と被造界
三 人間と自然環境の間に生じている危機
四 共通の責任
第十一章 平和の促進
一 聖書の視点
二 正義と愛の果実としての平和
三 平和の破綻である戦争
四 平和への教会の貢献
第十二章 社会教説と教会の活動
一 社会における司牧活動
二 社会教説と一般信徒の献身
結論 愛の文明に向かって
引照文献索引
語彙索引
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