それは今村組を辞めようとするY君を監禁し、出血にいたるまでの暴行による制裁だった
「娘は、彼(Y君)と付き合っていました。ちなみに組内部での恋愛は今村の了承無しでは許可されないのです。これは別れる時も例外ではありません。そんな2005年10月18日、彼が『飛んだ』のです。
私は娘の彼氏として可愛がっていたことと、組に対する不信から彼を匿いました。しかし私は『退団をするなら直接今村に直談判し、筋を通してから辞めなさい』と説明しました。彼は納得し、数日後の佐世保で行われたイベントへ行き、退団の意思を伝えようとしました。しかし今村の画策によってその機会は奪われてしまったのです」
「画策とは『今村組全体が彼のために踊る』という感動の再開劇を演じたのです。会場のお客さんも巻き込んだものになりましたが、とんだ茶番です。そのためY君は今村に直接意思を伝える機会を失ってしまったのです」
「しかし京都に戻ると、今村はY君を軟禁し、飛んだことの経緯を白状させられたのです。当然私と妻は”午前1時過ぎ”に事務所に呼び出されました。そして私たちの目の前で今村、長男、次男の三人でY君を滅茶苦茶に殴りつけたのです!彼は頭から血を流す大怪我を負わされ、それを見るに見かねた私の妻が止めに入ると、今村は今度は私の妻を蹴りまくり始めたのです」
罵声、暴力による『魔女裁判』のような状況から開放されたのは、夜も白み始めた朝方でした。心身ともに疲れはてた私たちは、そのままY君を病院に連れてゆき、無言で家路につきました。
H氏の眼鏡。今村に殴られ破損したこともあった
この事件で決定的なまで今村組の不信を抱いたH氏。
この他にも、「娘を世話してやってるんだから当然」と膨大な仕事を無報酬どころか自腹で強要され続け、さらに裏切りの嫌疑をH氏はもちろん妻や娘までかけられるなどしたため、今村組と決別し、現在にいたる。
H氏の告白は3時間にも及び、話し終えた後は気力を使い果たしたかの様にぐったりとなっていた。
H氏とY君、Aさんは組を抜けた今でも今村の影に怯えている。
すると再びY君が口を開いた。
「未だに、あの時の恐怖を夢に見てうなされる時があります。今村の影に怯えて暮らしている元メンバーは僕以外にも大勢いると思います」
Y君の顔は今村組の異常性を物語るのには充分すぎる程、悲壮感に満ちていた。
最後にH氏は
「今村に逆らうのは本当に怖いです。しかしこれ以上今村の犠牲になる人間を増やしてはいけないと思いまして、探偵ファイルさんにお話しました。どう考えても監禁、暴行なんておかしいです・・・
私の告白を機に今村の恐怖に震えているメンバーにも立ち上がって欲しいと思います。」
監禁、暴行
これを読んだ今村に苦しめられている方、苦しめられた方、今恐怖に震えている方。
ぜひ立ち上がってください
教育者の皮をかぶり、暴力をもって人を支配しようとする、
そのような人間を我々は決して許しません
まずは探偵ファイルに連絡ください。
今多くの人が集まりはじめています。
1人、恐怖に震える必要はないのです。
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