部落解放・人権フォーラム2007

部落解放・人権文化フォーラム実行委員会
実行委員長 福田耕作

最優秀作品  部落解放・人権文化フォーラム実行委員会は2007年11月13日(火)・14日(水)、「部落解放・人権文化フォーラム2007」(部落解放東京都研究集会を改称)を浅草公会堂を主会場に開催いたします。この集会は部落差別をなくし、あらゆる差別をなくすための人権教育・啓発活動を推進することを目的にひらくものです。
 21世紀は「人権の世紀」と言われる一方で、テロや戦争など平和と人権、そして環境が脅かされています。日本の格差社会の拡がりの中で、人権侵害や差別が増加しています。東京の最近の部落差別事件では、戸籍不正請求・密売事件、組織や個人への差別脅迫事件が多発し、地域での差別落書やインターネット掲示板やホームページでの差別書き込みなども起きています。これらの差別事件は、いまも部落差別が私たちの社会生活の中に根強く存在し、社会のあらゆる人々、行政、企業、宗教団体、労働組合などが積極的に部落差別をなくすための人権教育・啓発を進めていくことが重要であることを示しています。
 私たちが差別をなくしていくためには、身近な東京の差別の実態を踏まえた人権教育・研修・啓発を推進することが効果的です。「魅力ある人権文化の創造」をテーマに、全体会と8つの分科会を開催します。つきましては、本集会の意義をご理解いただき、東京の部落差別の実態を踏まえた部落差別撤廃と人権確立に向けた人権教育・人権研修の一環として積極的にご参加いただけますように、ご案内申しあげます。


参加申込み方法


(1)全体会

日時
11月13日(火)12時30分開場/1時〜3時
場所・交通
浅草公会堂(台東区浅草1-38-6)
電話: 03-3844-7491
交通: ●銀座線「浅草駅」徒歩5分
●都営浅草線「浅草駅」徒歩7分
●東武伊勢崎線「浅草駅」徒歩5分
●つくばエクスプレス「浅草駅」徒歩3分

内容
(1)基調報告「東京の差別事件と本研究集会の課題」
  長谷川三郎(部落解放同盟東京都連合会)
(2)特別報告「差別脅迫事件が問いかけるもの」
  浦本誉至史(部落解放同盟東京都連合会)
  熊本和彦(部落解放同盟福岡県連合会)

(2)分科会

日時
 11月13日(火)3時50分開場/4時〜6時30分
場所・交通
・第1・2・3・4・6・7分科会
台東区民会館(台東区花川戸2-6-5)
電話: 03-3843-5391
交通: ●銀座線「浅草駅」徒歩5分
●東武伊勢崎線「浅草駅」徒歩5分
●都営浅草線「浅草駅」徒歩8分
・第5分科会
浅草公会堂(台東区浅草1-38-6)
電話: 03-3844-7491
交通: ●銀座線「浅草駅」徒歩5分
●都営浅草線「浅草駅」徒歩7分
●東武伊勢崎線「浅草駅」徒歩5分
●つくばエクスプレス「浅草駅」徒歩3分

内容

I. 東京の部落問題の理解を深める

第1分科会「東京の部落差別事件と社会啓発」(台東区民会館・ホール)
(1)講演「土地・居住を巡る差別」
(2)報告1「荒川区土地差別調査事件」(部落解放同盟東京都連合会)
(3)報告2「佐久市土地差別調査事件」(部落解放同盟長野県連合会)

第2分科会「地域のまちづくりと教育・啓発」(台東区民会館・第3会議室)
(1)報告1「八広小学校の同和教育」
  鈴木健治(墨田区立八広小学校教員) 
(2)報告2「「荒川・人権と福祉のまちづくりをめざして」
  飯野潔(NPO法人ひだまり事務局長)

第3分科会「部落問題入門」(台東区民会館・第5会議室)
(1)講演「東京の部落問題入門」
  浦本誉至史(部落解放同盟東京都連合会)

II. 人権問題を具体的に考える

第4分科会「被差別当事者から見た東京の差別と人権」(台東区民会館・大会議室)
(1)講演「間接差別と直接差別」
  上村英明(市民外交センター/恵泉女学園大学)
(2)報告・東京の被差別当事者団体から

第5分科会「国際人権と市民交流」(浅草公会堂・第3集会室)
(1)報告「たがいが変わり続けていくために〜市民交流15年の軌跡」
  安田耕一(人権センターとちぎ企画運営委員)
(2)報告「権利獲得のための草の根からの国際人権活動〜反差別国際運動(IMDAR)の活動から」
  森原秀樹(IMDAR事務局長)

III. 地域社会と人権教育・啓発の課題を考える

第6分科会「企業と人権〜SR国際規格化の動向と企業の社会的責任経営の課題」(台東区民会館・第2会議室)
(1)報告1「CSRと損保ジャパン」関正雄(損保ジャパン)
(2)報告2「SR規格化とILOの国際人権課題」
  長谷川真一(ILO駐日代表)

第7分科会「宗教者の課題としての人権教育・啓発」(台東区民会館・特大会議室)
(1)講演「偏見から<正見><部落文化>へ」
  川元祥一(作家・ルポライター・立教大学講師)
(2)「大本と人権活動」
  大坂泰造(大本・東京主会次長 同和推進担当)
(3)「一隅を照らす運動」
  市川祐純(天台宗東京教区人権啓発委員)
(4)「東京同宗連」活動報告
  藤井達郎(「東京同宗連」事務局長)

特別分科会

「多摩地区の課題」
(1)フィールド・ワーク
 「多摩地区の被差別部落」
*事前申込制・先着順・定員20人
参加申込書で事前に申し込んでください。
日時
 11月14日(水)1時集合/1時〜4時

●主催 部落解放・人権文化フォーラム実行委員会
〒111-0024 台東区今戸2-8-5東京解放会館2階
電話・03-3874-7311 FAX・03-3874-7313(担当 水野)
【実行委員会構成団体】
「同和問題」にとりくむ宗教教団東京地区連帯会議/東京人権啓発企業連絡会/東京都同和教育研究協議会/(社)東京部落解放研究所/東日本部落解放研究所/(全)東京水道労働組合/部落解放同盟東京都連合会

●後援
東京都/東京都教育委員会/特別区長会/東京都市長会/東京経営者協会/(社)経済同友会/東京商工会議所


●参加申し込み方法

参加費 1人3000円
*全体会・分科会は、別々には申し込めません。
参加申込 下記必要事項を明記した書類を実行委員会事務局までFAX(03-3874-7313)でお送りいただき、参加費入金を確認後、参加券を郵送させていただきます。
○記入事項
・参加券の枚数
・申込名義人のお名前、あるいは団体名
・申込名義人のご住所、電話番号(、FAX番号)
・特別分科会の参加・不参加、参加の場合は人数と担当者のお名前

申込〆切り 2007年11月2日(金)まで
参加費の振込 下記口座にお振り込みください。
東京信用金庫 浅草支店
普通 4007935
部落解放・人権文化フォーラム 福田耕作

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