現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 社会
  4. 裁判
  5. 記事

共謀の女に懲役18年 店員殺害遺棄事件で鳥取地裁

2009年7月6日16時56分

 大阪市の飲食店従業員木下智仁さん(当時24)を殺害し、切断した遺体を岡山、島根両県に遺棄したとして、殺人と死体損壊、死体遺棄の罪に問われた山口県宇部市、無職森山雪乃被告(25)に対し、鳥取地裁(小倉哲浩=あきひろ=裁判長)は6日、懲役18年(求刑懲役23年)の判決を言い渡した。

 小倉裁判長は、森山被告が当時同居していた山本大地受刑者(23)=懲役20年の一審判決が確定=の気を引くため、元交際相手の木下さんにレイプされたといううそをついたことが事件につながったと指摘し、「責任は重い」と述べた。

 判決によると、森山被告は山本受刑者と共謀し、08年10月7日午前1時ごろ、大阪市中央区東心斎橋の路上に止めた乗用車内で木下さんの首をロープで絞めて殺害。遺体を刃物で切断し、岡山県真庭市と島根県大田市の山中に遺棄した。

PR情報
検索フォーム
キーワード:

関連リンク


朝日新聞購読のご案内