検索オプション


ここから本文です

大阪のパチンコ店で放火、4人死亡19人重軽傷

7月5日17時36分配信 読売新聞

大阪のパチンコ店で放火、4人死亡19人重軽傷
拡大写真
4人が死亡した火災現場(5日午後4時44分、大阪市此花区で、読売ヘリから)=河村道浩撮影
 5日午後4時15分頃、大阪市此花区四貫島1のパチンコ店「cross−ニコニコ」から出火、約400平方メートルの店内を全焼し、約20分後に消えた。

 同市消防局によると、店内にいた男性1人と女性3人の計4人が死亡したほか、客ら19人が負傷し、うち5人が重傷。出火直前に店内に入ってきた30歳前後の男が、バケツで灯油とみられる液体を店内にまいて火をつけて逃げたといい、大阪府警は現住建造物等放火と殺人容疑などで男の行方を追っている。

 府警や市消防局によると、死亡した4人のうち、女性1人は店員、残る男女3人が客とみられ、身元の確認を急いでいる。

 同店は鉄筋6階建ての雑居ビル1階。出火当時、店内には客と店員の計95人がいたほか、3階の学習塾に7人、5階の不動産関連会社に29人がいた。負傷者19人のうち、1人は学習塾にいた女子高生という。

 捜査関係者によると、逃げた男は、黒色のTシャツにジーンズ姿、茶髪だったという。府警などによると、男は、店の3か所の出入り口のうち、南東角にある出入り口から入り、直後に付近に放火、別の出入り口から逃げたという。店内には、男が灯油を入れて持ち込んだとみられる赤いポリタンクと水色のバケツが残されていた。

 市消防局によると、同ビルは消防法上、スプリンクラーの設置が義務づけられた施設ではなく、スプリンクラーはなかったという。 現場は阪神なんば線千鳥橋駅前の繁華街の一角。商店街と隣接しており、出火当時は多数の買い物客らで騒然となった。

最終更新:7月5日22時21分

読売新聞

 

この話題に関するブログ 5件

主なニュースサイトで 阪神なんば線 の記事を読む

ブログパーツ

国内トピックス

主要メディア6紙の過去記事2年分を瞬時に検索。
全国紙の社説を比較する毎日新聞の企画「社説ウオッチング」。産経新聞の「社説検証」とあわせてチェック(本文有料)。