senescence and cancer
テーマ:医学医療senescence and cancer に関して述べてみます。
医療従事者であれば
ピンとくると思いますが
この題目は
老化と癌 についてです。
実は
老化と癌の関連性は今でもブラックボックスなのです。
癌年齢という言葉があるように
加齢とともに癌の発生頻度が増加することは、事実ではあります。
とは言え、何度も申し上げるように
医学の世界は、数字では表すことは出来ませんし、
仮に、治癒率、救命率等をはじき出したところで
例えば、現在では症例こそ、抗細菌抗生物質により激減しましたが
顔面放線菌症の治る確率は、何%とか、そのとおりであることは、絶対にありません。
あくまでも
発生頻度はあくまでも「頻度」であり、確率ではありません。
余談が続きましたが
悪性腫瘍の種類は年齢により、かなり相違がみられます。
どういうことかというと
・幼児期は wilms腫瘍、神経芽腫。
・青年期は 骨肉腫。
・成人期は、皆さんおなじみの乳癌、そして睾丸腫瘍。
最後に
・老年期は、よく聞かれる 前立腺癌、肺癌、胃癌、直腸癌、食道癌。
この5つは一度は聞いたことはあるかと思います。
以上がそれぞれの期に多いといわれてはいます。
老年期になると
悪性腫瘍が多いと現在でも言われていますが
実は、明確な定説というものはありません。
そもそも
加齢自体が発癌の原因ではなく
・老化機構と関連し、発癌原因に曝露されているスパンがあること。
・老化に伴う免疫機構の低下、攪乱
が考えられてはいますが
清楚とされて
確立されたものではありません。
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