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勉強会:子どもの病気、予備知識学ぶ--加西 /兵庫

 西脇市立西脇病院の小児科医の増員に向けて活動している「西脇小児医療を守る会」(村井さおり代表、約40人)が3日、「加西市北部公民館」(満久町)で小児医療についての勉強会を開いた。加西市の母親14人が参加し、子どもの病気に関する予備知識などを学んだ。

 会のメンバーはまず、西脇病院や加西市立加西病院の小児科医が不足している現状を説明。医師の負担を軽くするため、軽症でも安易に救急外来を利用する「コンビニ受診」を控えるよう訴えた。また、発熱時の対処法や座薬の入れ方なども伝授。3人の子どもを持つ同市青野町の繁田久美子さん(30)は「医師に『ありがとう』の気持ちを伝えることが大切だと感じた」と話していた。

 会の活動成果は、5日に西脇市民会館(郷瀬町)である市民フォーラム「地域医療を守る」で報告される。【大久保昂】

〔播磨・姫路版〕

毎日新聞 2009年7月4日 地方版

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