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韓国の歴史歪曲検証:伊藤博文と安重根「朝鮮併合の真実」


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多くの韓国人にとって伊藤博文は極悪人である。
かつて日本の千円札に伊藤博文の肖像が書かれていることを韓国人は苦々しく思っていた。
一方、日本ではその伊藤博文を暗殺したテロリストとして知られる安重根について、韓国では彼を「義士」と呼びその「業績」を賞賛している。
まずはこの二人の経歴を辿ってみたい。

伊藤 博文(いとう ひろふみ)

生没 1841年10月16日生〜1909年10月26日没
山口出身
政治家 公爵
初名は利助、のち俊輔 号は春畝
萩・松下村塾に学ぶ
ヨーロッパに留学
大日本帝国憲法制定に参与
内閣総理大臣・枢密院議長・貴族院議長(いずれも初代)を歴任
首相就任4回 歴代最年少総理(44歳で就任)
1885年12月22日〜1888年 4月30日 総理大臣
1892年 8月 8日〜1896年 8月31日 総理大臣
1895年 3月20日〜4月17日 下関講和会議における日本全権弁理大臣
同年    4月17日 下関条約調印
1900年10月19日〜1901年 5月10日 総理大臣
1905年 朝鮮初代統監に就任
1909年10月26日 ハルビン駅でテロリスト、安重根の銃撃を受け死亡
1909年11月 4日 国葬


安 重根(アン ジュングン)

生没 1879年生〜1910年3月26日没
朝鮮の独立運動家
左利き
カトリック教徒 学校を設立 義兵を組織
1909年10月26日 ハルビン駅で朝鮮初代統監の伊藤博文を射殺
銃撃にはブローニング社製の自動拳銃(7連発)を用い、6発を発射、その場で逮捕される
旅順地方法院で死刑判決をうける
1910年3月26日 旅順監獄で死刑執行

この掲示板でも度々指摘されていることだが、韓国人の多くは伊藤博文へとんでもない誤解をしている。
初代統監であった伊藤博文は、当時の第二代朝鮮統監、曽祢荒助(日露戦争時の大蔵大臣)らと共に朝鮮併合反対派でった。
ちなみに、このとき朝鮮併合賛成派は山県有朋や寺内正毅陸軍大臣などであった。
別に朝鮮半島のことを思ってではなく、「朝鮮併合後の維持には日本の国力を超えた莫大な金が掛かる」事を伊藤博文らは主張し併合に反対したのである。
実際、伊藤博文らの朝鮮併合反対派の主張は正しかったわけで、1945年の敗戦までに日本が朝鮮半島につぎ込んだ資本・資産は現在の価値になおして80兆円以上のとんでもない額になったのだ。
先見の明を持った、というより常識的な判断が出来た日本の数少ない政治家だったのかも知れない。
結局、伊藤博文の暗殺後、1910年に曽祢統監は胃ガンで倒れ、同年解任、そして朝鮮併合賛成派の寺内正毅が第三代朝鮮統監に任命される事となり、この時点で朝鮮併合が事実上決定したのである。

この歴史の流れの中で、テロリスト安重根の役割りを考えたとき、彼が本当に韓国人の賞賛を浴びるに足る人間であったか甚だ疑問である。
第一、彼が行ったのは思想信条はどうあれ、間違いなくテロである。
これを認めない人間はこの世には存在しないであろう。
そして、結果的に安重根は伊藤博文という朝鮮併合反対派の重鎮を暗殺することによって、朝鮮併合への道を加速させただけに過ぎなかったのである。
確かに、韓国人が言うとおり仮に安重根が伊藤博文を暗殺しなくても朝鮮併合は行われたかも知れない。
だが、それは歴史のIFに過ぎず、論評の価値はない。
上記の通り、朝鮮併合の道を加速させ、決定付けさせたのは間違いなくテロリスト安重根である。
これが、安重根の暗殺により朝鮮併合が為されなかったというなら、彼のテロにはまだ意味があっただろうが、結果がこれでは意味もへったくれもないものである。

さらに韓国人の誤解或いは認識不足の一つに、朝鮮併合には朝鮮人自身が積極的に関与していた事実である。
朝鮮併合に賛成する多勢の朝鮮人の中でもその筆頭は当時の朝鮮首相、李完用であった。
彼は反日派の群衆に2回も自宅を焼かれながら、日本の力により、韓国を近代化しなければならないとの信念で当時の韓国政府をリードしたのである。
又、当時の最大の政治勢力は一進会であり、ピーク時会員数100万人と称している。(韓国人はこの数を認めないが)
彼らは日露戦争時、命を懸けて日本に協力したが、第二代朝鮮統監の曽祢とは不和を生じており、併合時はかなり減少して20万近い勢力になっていたと思われる。
1909年末、彼ら一進会の提出した、合邦についての請願書が併合に大きく寄与したと言われている。
現在の韓国では「李完用」「一進会」とくれば「親日」「売国奴」「国賊」でその論議は終わってしまう。
韓国人は当時、少なくとも朝鮮を代表し、或いは朝鮮の一大勢力であった彼らの真実の姿を見ようとせず思考停止してしまうのだ。

確かに、朝鮮併合に対し反対した朝鮮人も多くいたことは想像に難くない。
この意味で、朝鮮併合反対の延長線上にテロリスト安重根が存在したことも十分理解出来る。
だが、だからといって安重根のようなテロリストを聖人君子のように崇拝し、そのテロ行為を賞賛するが如きは極めて危険極まりないものであり、また元勲、伊藤博文をテロによって失った日本への挑発行為でもある。

韓国人も理性が今だ存在するならテロリストを賞賛する自国のあり方をもう一度考え直すべきである。
そしてまた、李完用のように朝鮮の未来を考え、日本との併合を推進した朝鮮の先人達も多く存在したことを韓国人は忘れるべきではない。
今現在の韓国人がどう思うと、彼らは朝鮮の未来のために命を懸けて戦ったのである。

























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