ペルシャ猫の杏子ちゃんが他界して、もうすぐ2カ月ですね。
ドーベルマン杏子といわれていたのがうそのように最後はにゃー太郎さんに抱かれていたようです。
病院のスタッフにはシャーだのフーだの頑張っていたけど、
少しは人間不信もなくなったと思うと、もっとなれてほしかったなと思うチョコママです。
杏子をはじめ他のペルシャ10匹も引き揚げたときにウイルス検査は前頭マイナスでした。
一緒に保護した9頭も今のところマイナスということですので
ちょっとだけホッとしています。
私の家では杏子ちゃんも後半はフリーになって、足元まできたり、手から御飯をもらうくらいにはなっていましたがだっこはほど遠く…
2007年8月保護のうーちゃんも家庭内のら。
杏子ちゃんとは結構意気投合?
一緒にいることが多かった子です。
昨年の11月に体調を崩し、白血球67000といった驚異の数字。
保護当初検査をしてマイナスでしたが、あまりの白血球の数に再度ウイルス検査をうながされ
その時はマイナスでした。
再生不良性貧血または、リンパ腫であろうということで、ケージレスト。
12月末には状態が落ち着いたので、フリーが許されてフリー。
でも3月にはまた体調を崩し、ケージ生活をしていました。
センター猫の保護では、ある程度のおおきさ
保護時の診察でリンパが腫れすぎていたりしたときは検査対象になります。
でも、保護したときに潜伏期間のときにはきちんとした結果が出ないこともあります。
杏子は、白血病のでた調布シェルターからのひきあげでしたのでそこからの感染だったかもしれないし、
センターや、一般の保護の猫と一緒にいたので、正直なところはわかりません。
ただ、ちいさい子猫以外はフリーにする前にはケージレストで、ウイルス検査をしてからのフリーになります。
ですから、成猫で保護して2カ月以内の譲渡の場合は
現状ではウイルス検査はマイナスですと里親さんに説明をしています。
子猫の場合も、白血病が陰転する場合もあるし、
母猫が交尾で感染した場合、母猫そのものが移行期だと、子猫もはっきりした診断が出ないとされています。
同時に、現状での検査結果を望む場合は
少なくとも500グラムないと調べられないです。
なぜなら頸部の静脈からの血液を確保するしかないからです。
そこまでしてウイルス検査を望む場合の譲渡は行っていません。
子猫というハイリスクをしょうちでもらっていただくか、生後4か月以上での検査をしてからの譲渡となります。
前出のうーちゃん
杏子ちゃんが白血病がプラスということで再検査をしたら
陽性でした。
現在は、3段ケージで隔離です。
おかげさまで発症はしていないようです。
というより、もとの病気のほうがめだっています。
今回、杏子ちゃんの白血病プラスを受けて、杏子ちゃんとのかかわりのあった猫すべての血液検査をしました。
他はすべて陰性。
ただ、杏子ちゃんは2月末の移動ですから体調を崩している子がいたらそろそろ再検査を再度するべきと思っています。
ただ・・・かかりつけの病院は現在受け入れ拒否で、
しばし時間をおいてからかな?
他の病院でも検査をお願いはできますが
パルボのウイルスを家からは出したくないのでしばらくは自粛です。
里親さんや、一般の方の相談で、もらった時の検査ではマイナスだったけど、
体調を崩して検査をしたら陽性で、その子がなくなって新しい子は元気な子猫がほしいといった話をよく聞きますが、かなり難しい・・・・・・
また、保護したけれど、エイズや白血病があとから見つかって、だから処分に持ち込んだり、捨てたりする人もいて・・・
野良猫、センターの猫・・・
ウイルス検査を私もしますが、丸ごと受け入れる気持どうか大切にしてください。
ウイルス検査をして、感染を防ぐための飼育方法をきちんとすればいいと思うのですよ。
ウイルス検査は陽性だったら放棄するといった基準のために使わないでくれればと思います。
うーちゃんは現在小康状態。
最近、カリカリも食べられるようになってケージからだして~と催促をしますが、ごめんね。
少しでもうーちゃんがおいしいと思うものをおいしく食べられる時間が続くようにと思っています。
まだ、輸血とか、そういった状況ではないと昨日往診して下さった先生がおはなしをしてくれて
ホッとしています。
エイズのじぃやといっちゃん・・・
2匹はセンターの猫です。
8歳のじいや。いっちゃんもどんくさい9か月の猫。
エイズでも何も変わらない…
そしてエイズのミントちゃん。
調子が悪くてもパルボのせいでみてもらえず。
継続してみてもらっている病院ですが、
電話でいろいろ対応してて、やっぱりパルボだから診察はご遠慮ください・・・といった雰囲気。
それも仕方ないです。
ほかの患畜がいるわけで…
ミントは獣医さんに診ていただけました。
パルボにかかっていないのに、体調が悪いから電話をしているのに…
明日・・・あさって…
しにそうですか?って・・・
死にそうでないと診てはいただけないんだと思ったチョコママです。
ミントをみて下さる先生がいたこと。
感謝です。
そして、我が家から移動していた預かり先で体調を崩し、預かりをリタイヤしたかたがいて、
その子を猫のいる場所に動かすこともできないし、
タミフル飲ませて我が家になんて無謀なこともしたくない。
一応、便検査の抗原検査でパルボはマイナスですが、獣医さんが隔離で預かってくださっています。
いろんな意味で、たくさんの方に感謝です。
話はそれましたが杏子ちゃん。
どうか安らかに…
預かりっこ倶楽部で愛されていたことを今日ブログをよんで、
改めて感謝申し上げます。
にゃー太郎さんとは、治療方針でぶつかり合うこともありましたが
お互いに意見をちょくせうつぶつけたのは無駄ではなかったと思います。
まだ、預かりっこさんにも、たくさんの猫たちがいるようです。
たくさんの方の思いが通じて、幸せになりますように。
話にまとまりがありませんが・・・ごめんなさい。
パルボチェックも病院での便検査の簡易キットは
犬用ですので、きちんとした結果は出ませんので、陰性でも、血液検査をして白血球の数や
全身状態で判断されます。
外注で血液検査や、便での検査は抗原検査であるので確かなもののようですが
日数がかかるのでその間に病状が進行してしまうことが多いのようです。
FIPのけんさはタンパク化の値での検査ですが
それも、コロナウイルスの値であって、変異したFIPウイルスの検出ではありません。
高グロブリン血症の場合もFIPとされますがタンパク価を測る検査では診断は不確かです。
ケーラインラボでの血液中のFIPの検査もFIPウイルスが少量の場合は
それで感染と言ったわけでもなく、獣医さんの判断だと思います。
FIPと似た症状で、
・貧血がある場合、ヘモバルトといった血液を壊す原虫?もあったり・・・
・肝蛭(カンチュウ)肝臓に住み着く原虫。
(今回これの感染も疑った先生もいます。)
カリシウイルスも、舌潰瘍だけではなく、関節炎になる場合もあったり・・・
ヘルペスウイルスが脳にいった場合は対処方法はないとか・・・
でも、そのウイルスを特定するにはやはり、外注で検査を出すしかなく・・・
人間のように、ヨウ連菌感染症・インフルエンザが外来で
検査できるようになったように、獣医療の中でもそういった診断が素早くできますように。