2009年07月01日

[ショートコラム]オヤジの会社の新人募集に応募者殺到!!

先日、オヤジの会社で新人スタッフの募集がありました。この10年くらい募集をしてもなかなか応募者がいなくて「若いヤツらはフリーターとか気ままがいいのか!?」とオヤジはよく憤慨してました。
ところが今回は軽く100人を超える応募者が集まりました。履歴書などの書類選考だけでも100通を超えました。自分は合否の電話連絡などの雑用を手伝わせてもらいました。
こんなに応募者が集まったのは1990年代以来ということです。けれど今回が一番多かったようです。150人近い応募者があったということはやっぱり不況の証明だと思います。
オヤジや副代表のTさんは学歴主義でなく、また経験者とか学校で美術関係とかデザインなどの勉強をした人はいらないといいます。なので今回も早稲田や慶應出身者はみな不合格になりました。デザインやイラストで賞を取ったりした人も編集実務の経験がある人も不合格でした。
「がんばり続ける覚悟と力のある人間ならば高卒でも全然OKだ」
オヤジとTさんはそれを一番の基準にしたようです。
書類選考で半数近い50人くらいが合格して一次面接で3分の1に絞りました。自分がたまげたのは男性の応募者が圧倒的に多かったのに全滅に近かったことです。
今回は2人を採用する予定で、できれば男性を採用したいとオヤジたちはいってました。けど、「最近は男はだらしないヤツばかりだ。女性のほうがずっと芯がある」と前からオヤジはいってました。Tさんも「女性は良いか悪いか判別しやすいけど男性はだいたい口だけ達者で判断がつきにくい」といいます。
Tさんがいうように、履歴書や面接で「根性と体力は誰にも負けません」という男性応募者がたくさんいました。オヤジはこういうアピールが大嫌いで、以前の面接でそうアピールする男性応募者には「それならば今からスクワットを千回やれ!」とオヤジは怒鳴ったりしました。
男が女性に勝るのは腕力だけだ…これはオヤジの口癖で、なので前からオヤジの会社は「女尊男卑」が主義です。そんなわけで、今までもオヤジの会社に入る男性スタッフはほとんどが格闘技経験者で極真空手やキックボクシング、柔道の強い人ばかりでした。
けど最近は格闘技の実践者が急激に減っていて、テレビなどで見るのは好きだけど自分はやりたくないとか、そんな男性が増えているということも影響してるかもしれないです。
実際に自分が通う極真会館城西支部も20代の男性がすごく少ないです。山田師範がオヤジにおっしゃっていたということですけど、若い男性の入門者が極端に減って30代以上の人や女性が増えているのは全国的な傾向だといいます。
オヤジは格闘技ショーブームの反動が格闘技実践者減少に繋がるとずっと前からこういう事態を予言してました。
なので今回オヤジの会社に応募した男性のほとんどが格闘技どころかスポーツの経験もないし、Jリーグの熱烈なサポーターとかプロ野球ファンばかりで、それよりスポーツに興味がない人が多いのが目立ちました。
結局、最終面接で合格したのは女性2人でした。どちらも編集の未経験者です。
そんなわけでオヤジの会社はほとんど女性スタッフで会社の実権を持っている副代表のTさんも女性です。かわりにオヤジには強い男の集団の某会があるのでバランス的にはよいのかもしれません。それに某会やオヤジの後見人の怖い先生たちや郷田最高顧問はみな本当はオヤジより副代表のTさんを可愛がっているので安心でもあります。松井館長もオヤジよりもTさんに一目置いているようですし極真館の廬山館長はTさんを一番信用しています。だからオヤジはTさんには頭が上がらないのだと思います。
会社で唯一男性スタッフ(自分を含めてバイトは男ばかりですけど)のIさんもキックボクサー出身で現在は極真会館で空手をがんばっていて某会のメンバーでもあり大会を目指すほど強いです。
でも某会では元気なIさんですが会社では女尊男卑だし女性ばかりなので少し嬉しい半面、居心地が悪そうです。なので自分が定期的にバイトで会社にいくと少し喜んでくれる気がします。
Iさん、女性陣に負けずにがんばりましょう!!





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2009年06月25日

地獄のサーキットトレーニングPart2(改訂版)

6月24日、前のコラムで紹介したサーキットトレーニングを行ないました。というより毎週行っているルーティンワークなのですが…。
毎回メニューが変わることも前に書きましたが、今回は変わるというよりメニューがドッと増えました。オヤジにいわせると、体が運動に慣れないように常に変化させなければいけないということですが、自分にはよく意味が分かりません。自分がサーキットトレーニングについてブログに書いたのが理由とは思いませんが、今回の「変化」は先週に比べても格段に更にハードになりました。
まずは種目の多さに驚きました。ウェイト系は13種目、フリーハンド系は14種目です。またウェイト系のバーベルの重さは前回より5kg増し、1セットの回数もウェイト系フリーハンド系ともに1.5倍(平均5回プラス)に増えました。
それどころかウェイト系はほとんど2セット連続でやるようになりました。たとえばバーベルカールならば、本来1セットのなかに20回と15回を組み込むという方法です。結局、1回りのなかで実質的に2回りをしたようなものです。
また新しい種目も増えました。ウェイト系ではリストダンベルともう1つは内緒です。リストダンベルはプレートが片方だけについたダンベルのバーの端っこを持ち、手首の力だけでダンベルを垂直から水平に上げ下げする運動です。バリエーションもいくつかあり、ヘビーウェイトの日には重量も増やして数種類行います。1セット20回はかなりキツイです。
フリーハンド系では新たに「ボクサープッシュ」がメニューに加えられました。ヒッティングマッスルの鍛練によいとオヤジはいいますが異常に疲れます。
松井館長がおっしゃるようにウェイトトレーニングよりも自分の体のみで行うフリーハンドトレーニングの大切さがよく分かった気がします。

以上のサーキットトレーニングを終えるだけでも2時間を要します。そういえば準備運動の「立禅」も15分から20分になりました。この5分がどれだけキツいか! また鉄棒も3セットになり、ロープスキッピングも3分×2分×2分×3分と1セット増えました。何もかもがハードになったということです。
ウェイト系とフリーハンド系のサーキットが終わると、サウナスーツを脱ぐのが許されます。いったん裸になり軽くシャワーを浴びてから着替え、今度はTシャツに空手のズボン姿になります。短パンではなく空手のズボン姿になる意味もオヤジは詳しく説明してくれますが、これは「企業秘密」です。
スキルトレーニングは3ステップに分かれていますが、今回から新しい技が加わりました。空蹴りとミット蹴りを合わせて軽く1000本は蹴ったと思います。
また上段回し蹴りや中段回り蹴りなども合計2000本くらい蹴りました。そして10分の休みをはさんで、オヤジが持つ超デカいビッグミットに蹴りとパンチをラッシュで打ち込み、最後は恐怖の「人間サンドバッグ」です。
オヤジは極真空手の現役を離れてもう軽く20年以上が経っていますが、サバキ柔術の稽古を続けてきたせいか技のパワーはもちろんスピードも常人外れです。だから痛いしダメージはキツいしたまりません。
「オヤジまだ現役でやれるんじゃねぇか!?」
マジでそう思います。改めて<青水流>って凄いなと感心しています。
全てのメニューをこなし、ストレッチと腹筋運動のためにトレーニングマットの上に横になると、また汗がバーッと洪水のように流れてきます。この段階で意識は朦朧状態です。
オヤジは「今回は少し楽なメニューにしたんだけどなぁ」なんて寝言を言っていましたけど、とんでもありません。だいたいオヤジが「今日は軽めにやろう」なんていう日のトレーニング、稽古にかぎってキツいのはもう自分には定石です。
実に憎たらしいオヤジです!

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gokuakunin15mei at 21:41|Permalinkこの記事をクリップ!極真空手&ボクシング 

2009年06月22日

地獄のサーキットトレーニング(加筆版)

自分は極真空手の全日本大会出場を目指すべく、昨年の10月から本格的に稽古とトレーニングを開始しました。週1日のオフ日以外はすべて稽古かトレーニングで予定が埋まっています。今回はそのなかでも最も苦しいサーキットトレーニングについて書いてみます。

サーキットトレーニングは様々な種目を連続で休みをはさまず行う練習です。オヤジが自分のブログで書いているように、現在自宅のリビングルームはBODY・MAKER製のトレーニング器具で埋め尽くされ完全にGYM状態です。だからサーキットトレーニングも自宅のリビングで行っています。
毎回内容は異なります。そこで主な種目だけでも書いてみます。ちなみに種目のメニューはいつもオヤジが考えています。自分はそれに従うだけです。文句は一切許されません。
自分が行なうサーキットトレーニングの大きな特徴は、ウェイトトレーニング系とフリーハンドトレーニング系、さらにスキル(空手の技術)系に分けて行なう点にあります。間に10分程度のインターバルを入れて行います。

●ウェイトトレーニング系
・バーベルカール
・スタンディングロウ
・バーベルレイズ
・バーベルスクワット
・バーベルカーフレイズ
・ネックビハインドプレス
・ダンベルプレス
・ダンベルカール
・ダンベルパンチ
・ダンベルロウ
・グリップハンド

現時点では、バーベルは30ー40kgで15ー20回、ダンベルは20ー30kgを20ー30回行なっています。これが1セットの重さと回数です。

フリーハンド系の種目については一応秘密ということで省略します。ただ回数や時間は日によって異なりますが、最近はウェイト系を3回、フリーハンド系を2ー3回行なうのが普通です。またロープスキッピングはサーキットに組み込まず準備運動としての「立禅」15分の後に3分×2分×2分を30秒のインターバルをはさんで行うのが一般的になりました。ロープスキッピングは毎週ヨネクラジムで跳んでいるので慣れてはいますが、自宅では20分ー30分続けて数セット跳ぶこともあります。

この2種類のサーキットトレーニングだけでも3回目あたりからは意識が朦朧としてきます。ウェイト系は他の日に行なう高重量(ヘビーウェイト)のトレーニングでは行なわない身体の各部位を鍛練するのが目的ですが終盤は何もかもキツいです。


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gokuakunin15mei at 20:24|Permalinkこの記事をクリップ!極真空手&ボクシング 

2009年06月20日

初めまして!! ブログ開会式

オヤジのブログ「力なき正義は無能なり」のジュニア版としてこの度このブログを始めることになりました。
自分は幼稚園から極真空手を学び中学から高校までの6年間は講道館で柔道を習いました。高校からは柔道に並行してヨネクラジムに入門してボクシングも始め、ボクシングは現在も続けています。
大学に入り再び極真会館に復帰し自分を育ててくれた城西江口道場の本家である山田師範直轄の城西支部がいまの自分の本籍です。初めは立教大学に極真空手同好会を設立しましたが部員の集まりが悪いのと自分自身が選手を目指して本格的に稽古をしたいと思い、現在同好会は活動休眠状態です。
城西新宿道場を本籍としながら、オヤジが主宰する某会の稽古会に参加したり、ある事情で秘密ですけど極真空手で大きな実績を持つある師範から個人指導も受けています。
ボクシングはパンチ格闘技の基本だし特に極真空手にない顔面をたたく技術を学ぶためにも、それにフットワークやスタミナなど極真空手に生きる部分が大きいのでいまも続けています。一時ボクシングもやめて極真空手一本にしようと考えましたが、オヤジのお供で大山泰彦師範とお会いした時に「空手のためにもボクシングを続けなさい」とのアドバイスを受けて続ける決心をしました。
柔道は楽しいのでやめたくなかったしお世話になった先生たちからも引き留められましたが休会ということになってます。けれどオヤジの某会が稽古するサバキ柔術に触れて実戦では柔道が全く通用しないことを思い知らされて、いまは極真空手に専念してますが選手活動をやめたらサバキ柔術も本格的に学びたいと思っています。オヤジは密かに自分を後継者にしようとしているようです。

自分は物心ついた時からずっとオヤジと一緒に生活してきました。極真空手を始めたのもオヤジの命令でした。いまは極真空手に関係する自分の稽古やトレーニングや生活全般までオヤジが管理してます。なのでオヤジは自分のマネージャー兼トレーナー兼コーチです。特にウェイトトレーニングや他のトレーニングはみんなオヤジの指導でやってます。なので我が家のリビングはトレーニングの器械で一杯でほとんど道場兼GYM状態です。
おまけに自分はオヤジの会社の仕事も雑用ですけど手伝っているので毎日の生活のほとんどがオヤジと一緒です。
週に2日だけは大学にいって囲碁部で活動してます。授業はほとんど出てません。今年は履修さえしませんでした。だからすでに留年決定です。
オヤジは「大学生活が人生で一番楽しいのだから4年で卒業するのは損だ。2、3年は留年していいから空手と夢現舎と囲碁を大切にして大学の授業は社会に出てもなんの役にも立たないから適当でいい」といいます。なので自分が大学にいくのは囲碁を打ったり囲碁部の仲間と遊ぶのが目的です。
けど1日はボクシングの練習後だしまた1日は夜、城西新宿道場にいくので本当に格闘技から離れられるのは日曜日のオフの日だけです。囲碁には前からマンガ「ヒカルの碁」が好きだったので興味はありましたけど、入部したきっかけは囲碁部の先輩が部室を極真空手同好会の更衣室代わりに使っていいと好意でいってくれたからです。いまは完全に囲碁にはまってます。この時だけはオヤジから解放される自由時間です。
この前、オヤジと一緒に松井館長と食事をさせていただいた時、「もうそろそろ親離れしなさい」と説教されました。
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gokuakunin15mei at 18:42|Permalinkこの記事をクリップ!お知らせ