県教委は24日、相双地区の県立高校に勤務する30代の男性常勤講師が、以前勤務していた学校の女子生徒を深夜に連れ出し、キスをしていたと発表した。わいせつ行為などを禁じた県青少年健全育成条例に違反するとして、近く処分する方針。
県教委によると、講師は21日午後10時ごろ、女子生徒に「会いたい」などとメールを送り、自家用車で自宅まで迎えに行った。午後11時ごろ、南相馬市内の空き地に止めた車内でキスをしたという。南相馬署員の職務質問で判明し、署で事情聴取を受けた。
講師は22日に勤務先の校長に報告し、自宅待機をしているという。県教委は「保護者や生徒の意見を尊重した上で、刑事告発も検討する」と話している。【関雄輔】
毎日新聞 2009年6月25日 地方版