自身が経営するカラオケラウンジの事務所を拠点に売春サークルを運営したとして、府警生活安全特捜隊と都島署は24日、大阪市旭区、「京阪サークル」経営、吉田和秋容疑者(62)を売春防止法違反(周旋)の疑いで逮捕し、大阪地検に送検したと発表した。
逮捕容疑は、同区千林2で経営するカラオケラウンジ内に京阪サークルの事務所を設け、5月16日午後2時半ごろ、男性会員(58)に女性会員(51)を紹介した、としている。
吉田容疑者は夕刊紙などの3行広告で会員を募集。男性客から登録料と年会費計1万円を徴収し、携帯電話やメールで連絡を取り女性会員を紹介していた。売春が成立するごとに、男性会員は女性会員に1万5000円を払い、吉田容疑者も紹介料5000円を受け取っていたという。【村松洋】
毎日新聞 2009年6月25日 地方版