27日、女子中学生に現金を渡してわいせつな行為をした疑いで、廿日市市の公立中学校の教師が逮捕されました。
大竹市の自宅で任意同行を求められる廿日市中学校の教師、大崎成治容疑者(50)―。午後、児童買春の疑いで逮捕されました。
山口県警の調べによりますと、大崎容疑者は、ことし1月、パソコンのチャットで知り合った15歳の女子中学生に現金を渡し、わいせつな行為をするなどした疑いがもたれています。
山口県警の捜査員が、27日朝から自宅と学校の家宅捜索を行い、事情を聴いていました。警察の調べに対し大崎容疑者は、容疑を大筋で認めているということです。
大崎容疑者は、2年生の担任で社会科を教えていました。
「警察は大崎容疑者の自宅からパソコンなど35点を押収しました。中には女性のはだかの写真が数多く保存されているといいます」(tys岩木保幸記者)
大崎容疑者は、わいせつ行為の様子をカメラで撮影し保存していたということで、警察は、余罪があるとみて調べています。
「4月、5月と教師によるわいせつ事案、こう連続して起きてしまったのは本当に残念で遺憾」(県教育委員会 教職員課 篠田智志課長)
県内で今年度に入って未成年へのわいせつ行為で逮捕、または懲戒処分を受けた教員は、大崎容疑者を含め4人にのぼっています。(6/27 17:58) |