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チョコで走るレーシングカー、英大学が開発

燃料はチョコレート、本体はジャガイモ――だが時速200キロで走れるエコなレーシングカーをウォーリック大学が開発した。
2009年05月12日 10時15分 更新

 チョコレートを燃料にして走るレーシングカーを英国の大学が開発した。ハンドルはにんじん、本体はジャガイモでできているが、時速125マイル(201キロ)で走れるという。

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 この「WorldFirst Formula 3」は、英国のウォーリック大学が環境に優しい技術を使ったレーシングカーを目指して開発。5月5日に完成し、走行可能になった。バイオディーゼルエンジンを使っている点以外は、Formula 3の走行基準を満たしている。

 WorldFirst Formula 3の本体は植物由来の部品でできている。ハンドルはにんじんなどの根菜、シートは麻の繊維と大豆オイルフォーム、潤滑油には植物油を使い、燃料は廃棄されたチョコレートと野菜オイルから取り出している。

ah_chococar2.jpg

 プロジェクトマネジャーのジェームズ・メレディス氏は次のようにコメントしている。「このプロジェクトに参加したことをうれしく思う。われわれのチームにとって真の『グリーンな』レーシングカーの実例を作り上げることは重要だ。WorldFirstプロジェクトは、環境にいい車を作るためには性能で妥協しなければならないという神話を駆逐する」

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[ITmedia]

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