2005・7・27(水) OSAKA MUSE
春に大盛況だった「えれくと〜んでんねん」に続き、富岡ヤスヤがプロデュースするプロジェクト それが「うにとろプロジェクト」であります。
全国各地から厳正なオーディションを合格してきたティーンズ達が、この夏熱く燃え尽きてくれました。
とゆうことで、今回は、その「うにとろプロジェクト2005」の初日に行ってまいりました。
会場は大阪は心斎橋にあるMUSE
いままでのエレクトーンコンサート等ではありえなかったオールスタンディング会場でありました。
オールスタンディングとゆうところからも、観客も周りを気にせず好きにノッてくれ!とゆうヤスヤ氏の想いが伝わってきます!
そう!今回のプロジェクト「うにとろ」の語源は、若者よ!寿司屋でおごってもらう時は、遠慮して「イカ」なんかを頼まずに、食べたけりゃ「うに」でも「トロ」でも頼んじまいな!ってことで、音楽だって型にはまったことをしなくていいんだぜ!自分がやりたいことを自分なりの形で表せばいいんだ!
な〜んてゆう意味ヤスヤ氏の熱い想いが込められているのであります。
とゆうことで、会場には、2台のステージアとその間にドラムセットが組まれた状態でセッティングされていました。
ステージアの背中の板には、今回のために特別につくられた「うにとろプロジェクト2005」の文字がきざまれており、フレーム(木目の部分)が右側のステージアは赤、左側はオレンジで、「トロ」と「うに」を表現しているようでありました。
そんなステージアを使ってこれからどんなステージがくりひろげられるのか、胸に期待を抱きながら待っていると、いよいよはじまりましたよ!!
オープニングを飾ったのは、ステージアとスネアドラムによるコラボレーション。
まるでヤスヤ氏を彷彿とさせるような、始まりかたから、女性4人がスネアドラムをたたきながらのパフォーマンス。
すごく息のあったそのパフォーマンスに、まるで正月のかくし芸大会をみているようでありました。
すごく、ノリもよくいい感じだったにもかかわらず、やはり観客も恥ずかしさからか、手拍子をする人もおらず少し残念。ほんとは、すごくよかったです\(^o^)/
そして、続いては、サックスの照井理美さんと、トランペットの伏見さやかさんによるブラスセッション。
二人とも、すごくカッコよかったです。
でも、またまた、恥ずかしさの抜け切らない観客は、すごいなぁ〜カッコいいなぁ〜とは思うものの、手拍子するタイミングをみつけられないでいた(^_^;)
そして続くは、フュージョンのことを語らせたら、何時間でも語ってしまうほどフュージョン好きな栗田侑一郎くんの演奏。
さすが、フュージョン好きとあって、その演奏もすごいものがありました!
もう観客は、踊り出したいほど(私だけか?)だったが、いまひとつ踏み出せないでいた・・・
とここで、演奏が終わったところへ、そんな観客の空気を読んでかヤスヤ氏登場。
「好きなように楽しんでくださいね。そのためにオールスタンディングにしてますから」とゆう言葉に、ようやく観客も少し勇気をもらった。
そんなヤスヤ氏の言葉の後に登場したのは[Master of the ちらりずむ」で活躍している星祐基くん。
ステージアの横にスタンばっていたPCからリズムを流し、星くんはステージ中央でラップをし始めたのをきっかけに、観客も手拍子♪(おぉようやく手拍子だぁ\(^o^)/)
そのまま、ステージアを弾きながら歌を歌う星くん。
観客に初めて手をたたかせた星くん えらいぞ!!!!!
そんな星くんに続くは、CMでお馴染みの赤崎夏実さんと、エレキギターの本城有香さん。
英語の歌詞でのROCKを演奏。本城さんは、2万円で買ったとゆう赤いエレキギターでバッキング。若々しい声で二人が歌ってくれました。
お次は、清水美和さんでのPCを使って、ステージアでの弾き語り。自分で書き綴ってきたとゆう詩をはじめて歌にして歌うとゆう清水さんだったが、歌の上手い下手ではなく、その詩にこめられた想いが観客にはちゃんと伝わってきました。
この詩を作った経緯を話すときに、思わず色んな想いからか声が震えていた彼女をみて、心の中で「がんばれ!!」と思った私なのでした。(さすがに声に出して言う勇気はなかった(^_^;))
ここで、ヤスヤ氏のブルースハープと、星くんのステージアでのコラボで「Georgia On My Mind」。
今回オーディションでは、ヤスヤ氏がいきなりブルースハープを吹いてどんな風にセッションしてくれるかとゆうことをされていたらしいが、その時に抜群のセンスをみせた星くんに、ヤスヤ氏の方からアプローチがあったそうで、2日前に「一緒にやろう」ってことになったらしいが、なかなかの息の合いようにビックリでした。
そしてそして、続きましては大谷愛さん。
今回のうにとろでの演奏曲は、みなさんオリジナルらしいのですが、大谷さんの曲は他の人とはまた全然違う感じで、なんとゆうか面白い曲を作るなぁ〜と関心しました。
その大谷さんとコラボするのは、待ってました!TEDDYです!
エレクトーン界では、稀なタイプの彼に興味のある方も多いのではないかと思うのですが、今回彼が見せてくれたのは、「スーパーマリオブラザーズ」
まるで、本当にゲームの世界に迷い込んだかのようで、ステージアの演奏も、マリオがジャンプしたり、色んなものをゲットした音を表現していて楽しかったです。
TEDDYの「上を向いて歩こう」ヒューマンビットボックスリミックス(?)を披露している間に、船越翔太くんがスタンバイ。
「でんねん」で最高のコラボを見せた二人だけあって、流れるようなつながりで船越くんの演奏が始まる。
途中から、ステージアとヒューマンビートボックスとの掛け合いがあり、ここでも「でんねん」で観客を総立ちにさせた二人の勢いは止まらない。
いままでにないTEDDYのキャラと、会場からも「かわいい〜♪」とゆう声があった船越くんのキャラがうまくマッチして、この日の最高の盛り上がりであった。
そのまま船越くんの演奏で「ダブルマーケット」
これまたヤスヤ氏を彷彿とさせるような始まり方。ディレイを使って色んな音を重ねていくとゆうような感じなんですけども、わかりますかねぇ?
で、曲がはじまると勢いのあるカッコいい曲でした。
そういえば、今回は、ほとんどがドラムスがリズムを担当していたので、ステージアを弾いてる方は、みんなフットスイッチでレジストをシフトしなければならなく、みなさん2ndに足を乗せたかと思えば、すぐにフットスイッチ蹴りにいって、今度はベースを弾きに行って、また2nd踏みに行って・・・とゆうようにすごかったっす。
ここで、みんなが見たいと思ってるTEDDYがヤスヤ氏に呼ばれて再登場。
ヤスヤ氏に勝手に3人でなんかやってと言われ、リズム担当がTEDDY、ベースを星くん、ギターで藪井くんがメロディーをとってのセッション。
そのまま藪井くんとヤスヤ氏とのコラボ。
2日前に出来たとゆう藪井くんのオリジナル曲とゆうことで、ヤスヤ氏も藪井くんもカンペを見ての演奏(笑)
カンペってのは、始まる前に貼っておくもんなんだ!とヤスヤ氏からのご指摘があり、そこがプロとアマの違いなんだなんてゆう会話がくりひろげられていました。
ここで、ヤスヤ氏からこっそり来月の月エレ情報をいただきましたが、それは今回行った人だけの秘密です(笑)
とゆうことで、「うにとろ」も終盤を迎え、TEDDYのリズムに合わせ、赤崎さんがバッキング、本城さんがエレキギターで、ステージと観客が一体になって盛り上げ、出演者が順番に紹介されパフォーマンスを見せた。
ここでも、一番の見どころは、いままでヒューマンビートボックスとしての実力しか見せていなかったTEDDYの演奏である。
こうして、うにとろ道場で鍛え上げられたティーンズの初日は終わったのでありますが、アンコールの拍手にヤスヤ氏がもどってきてドラムスの彼とジミヘンの「パープルヘイズ」
打ち合わせてないので、サイズもなにも決まってない(ToT)なんて言いながらも、さすがプロはすごいっすね!ばっちりでした。
うにとろは、この夏 日本各地を回って、また大阪に戻ってくることになっているので、1ヶ月後、全国を回り色んなことを吸収して、ひと回りもふた回りも成長した彼らがどんなステージをみせてくれるか楽しみです。