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女子中学生の着替えを盗撮した容疑で、中学校教諭を逮捕/神奈川県警
顧問を務める部活動の女子生徒の着替えを盗撮したとして、県警少年捜査課と緑署は三十一日、県迷惑防止条例違反(盗撮)の疑いで、横浜市旭区四季美台、同市立中山中学校の教諭(32)を逮捕した。
逮捕容疑は、二十八日午前七時五十五分ごろから約六時間にわたり、同校の教室に設置したビデオカメラで、一、二年の女子生徒六人の着替えを盗撮した、としている。
同署の調べに対し、教諭は「小中学生の少女に興味があった」と、容疑を認めているという。
同署によると、カメラは教室の出入り口床付近に設置されており、同日午後一時四十五分ごろに忘れ物を取りにきた男子生徒と付き添いの女性教諭が発見した。その際、教諭は教室のベランダにおり、追及されて盗撮を認めたという。女子生徒六人は練習試合で学校に来ていた。
同校は三十一日夜、緊急保護者会を開いて、事件の経緯を説明して謝罪した。校長は「(教諭は)温厚で誠実な印象で、部活動の指導も熱心だった。生徒が被害者となり、大変申し訳ない」と話した。
教諭は、二〇〇三年四月に横浜市に理科の教員として採用され、中山中に赴任。今春卒業した三年生の担任も務めていた。市教育委員会は「事実であれば極めて遺憾。今後、事実関係を踏まえて厳正に対応する」とのコメントを出した。
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