2009年06月25日

地獄のサーキットトレーニングPart2(改訂版)

6月24日、前のコラムで紹介したサーキットトレーニングを行ないました。というより毎週行っているルーティンワークなのですが…。
毎回メニューが変わることも前に書きましたが、今回は変わるというよりメニューがドッと増えました。オヤジにいわせると、体が運動に慣れないように常に変化させなければいけないということですが、自分にはよく意味が分かりません。自分がサーキットトレーニングについてブログに書いたのが理由とは思いませんが、今回の「変化」は先週に比べても格段に更にハードになりました。
まずは種目の多さに驚きました。ウェイト系は13種目、フリーハンド系は14種目です。またウェイト系のバーベルの重さは前回より5kg増し、1セットの回数もウェイト系フリーハンド系ともに1.5倍(平均5回プラス)に増えました。
それどころかウェイト系はほとんど2セット連続でやるようになりました。たとえばバーベルカールならば、本来1セットのなかに20回と15回を組み込むという方法です。結局、1回りのなかで実質的に2回りをしたようなものです。
また新しい種目も増えました。ウェイト系ではリストダンベルともう1つは内緒です。リストダンベルはプレートが片方だけについたダンベルのバーの端っこを持ち、手首の力だけでダンベルを垂直から水平に上げ下げする運動です。バリエーションもいくつかあり、ヘビーウェイトの日には重量も増やして数種類行います。1セット20回はかなりキツイです。
フリーハンド系では新たに「ボクサープッシュ」がメニューに加えられました。ヒッティングマッスルの鍛練によいとオヤジはいいますが異常に疲れます。
松井館長がおっしゃるようにウェイトトレーニングよりも自分の体のみで行うフリーハンドトレーニングの大切さがよく分かった気がします。

以上のサーキットトレーニングを終えるだけでも2時間を要します。そういえば準備運動の「立禅」も15分から20分になりました。この5分がどれだけキツいか! また鉄棒も3セットになり、ロープスキッピングも3分×2分×2分×3分と1セット増えました。何もかもがハードになったということです。
ウェイト系とフリーハンド系のサーキットが終わると、サウナスーツを脱ぐのが許されます。いったん裸になり軽くシャワーを浴びてから着替え、今度はTシャツに空手のズボン姿になります。短パンではなく空手のズボン姿になる意味もオヤジは詳しく説明してくれますが、これは「企業秘密」です。
スキルトレーニングは3ステップに分かれていますが、今回から新しい技が加わりました。空蹴りとミット蹴りを合わせて軽く1000本は蹴ったと思います。
また上段回し蹴りや中段回り蹴りなども合計2000本くらい蹴りました。そして10分の休みをはさんで、オヤジが持つ超デカいビッグミットに蹴りとパンチをラッシュで打ち込み、最後は恐怖の「人間サンドバッグ」です。
オヤジは極真空手の現役を離れてもう軽く20年以上が経っていますが、サバキ柔術の稽古を続けてきたせいか技のパワーはもちろんスピードも常人外れです。だから痛いしダメージはキツいしたまりません。
「オヤジまだ現役でやれるんじゃねぇか!?」
マジでそう思います。改めて<青水流>って凄いなと感心しています。
全てのメニューをこなし、ストレッチと腹筋運動のためにトレーニングマットの上に横になると、また汗がバーッと洪水のように流れてきます。この段階で意識は朦朧状態です。
オヤジは「今回は少し楽なメニューにしたんだけどなぁ」なんて寝言を言っていましたけど、とんでもありません。だいたいオヤジが「今日は軽めにやろう」なんていう日のトレーニング、稽古にかぎってキツいのはもう自分には定石です。
実に憎たらしいオヤジです!



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バーベルスクワット。


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ダンベルパンチ。


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ジャンピングスクワット。


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反復横跳び。


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スキルトレーニングの上段回し蹴り。


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スキルトレーニングの後ろ蹴り。ちなみに撮影は自宅マンションの1階に住む、極真空手ファンの冬野さんです。


※初回掲載した文章からいくつか省略しています。あくまで自分が「選手」を目指している以上、非公開にしておかなくてはいけないものがあるとオヤジから指摘されました。

gokuakunin15mei at 21:41 │この記事をクリップ!極真空手&ボクシング